眠ると、外からの刺激(=ストレス)をいっさいシャットダウンしてしまいます。
長時間眠ると、その時間と同じだけ自分自身を刺激のない状態に置く事になるわけです。
ところでストレスの全くない生活って考えた事ありますでしょうか?
誰かから悪口を言われたり、誰かの悪口を言いたくなるような嫌な目にあったり、とんでもないプレッシャーを与えられたり、とかいう精神的ストレスだけではなく、いわゆる刺激のまったくない状態。
何もない、楽しい事も嫌な事も、他人も家族も友達もなく、テレビもパソコンもインターネットもない。街へ出てもひともいないし、面白いことも何もない。
そんな、刺激の全くない状態・・・。
前回の私が元気を取り戻すきっかけとなった、見なれないテレビ番組や偶然やっていた映画はそのときの私にとってちょうどいい具合の刺激だったのではないか?と思いました。長時間眠ることによって刺激不足となった私には元気を取り戻すためにちょっとした刺激が必要だったのです。
もしそのようになったら、何でも良い、無理する必要もなく出来る範囲で何か刺激を受けることをやる。
またストレス過剰だと感じたら、とりあえず目前のすべての刺激をシャットダウンするために眠る。
まめに刺激をシャットダウンできずストレスがたまり、軽い睡眠障害のレベルで過眠に陥ったら、目覚めた後は刺激のまったくない状態から自分が元気を取り戻せたなと感じるまで意識的に軽い刺激のある状態に自分をさらす。そしておそらくその刺激とは楽しいと感じるものであった方がいい。
つまり心身のエネルギーを回復もしくは維持するためには、睡眠によって休息をとるだけでなく何か楽しめる事をする必要があるというわけです。