「面接」タグアーカイブ

内向型におすすめの自己PR

かなしいお話ですが、内向型をポジティブにとらえるものの考え方はいまだメジャーではないので、面接などにおいて”わたしは内向型です。ゆえに仕事にも真面目に誠実に取り組めます”というアピールはおすすめできません。

その代わりに、自分がいつも何について考えているかをヒントにいかにご自身が思慮深いかについてアピールすることをおすすめします。

例えば、自分の性格や行動についてもよく考えるならば、

「私は内省的であることを心がけ、失敗から学ぶことをポリシーとしております」

例えば、グループの中でどうすれば居心地がいいかをよく考えているならば、

「私はいつも自分の役割について考え、自分の能力を発揮してどう目標に寄与するかを考えながら行動します」

など。

もちろん、それを面接官に説得力をもって説明するために、かならず具体的な例を提示することが必要です。

面接官に伝えることは常に同じ。それは、

「わたしを信じてください。信じて採用してください」

何を信じてもらうか、「みなさんのお役に立ちます」「会社に貢献します」

入社後のことも考えて、嘘いつわりのないように・・・。

自己アピールなんて

これは仮説ですが、内向型は自己アピールが苦手ではないかという気がします。

極端な言い方をすると内向型にとって事実や真実は自分の内面世界にあり、外の世界にはありません。

そうなると自分が優秀だとか誠実だとかは自分の内面においてはゆるぎない真実であり、火を見るより明らかな事実なので、それをわざわざ言葉にして説明するなんていうことに重要な意味を見出せないのです。

ですが就職やあらゆる面接においては、初対面である相手を説得し納得してもらわなければなりません。
そのために、自己アピールなんてやってられないと思いつつもやるしかないのです。

就職活動のときには自己アピールなんて・・・と思っていましたが、面接官を説得すると思えばできたかもしれない、などと今は考えてしまいます。

発言しようとしてドキドキ

複数人数で話題や議題をかこむとき、発言するのはわりとむずかしいものです。
タイミングを見計らったり、他人の意見とかみ合っているかどうか考えながら意見をまとめようとしたりしていたら、結局なにも発言できずに終わってしまうこともあります。

それに、”いまだ!”と思えても急に緊張が襲ってきてことばにつまったりも。

しかも公式な会議や上司をまじえた話し合い、採用試験などの場だったら・・・。ことばをつまらせて頭がまっしろになっても気にしない、とは行きません。

ではどうすればいいのでしょうか。

残念ながら、いま考えた意見でありながら自分の能力を的確に示す可能性のある高度な発言をよどみなくするのは無理です。そんな棚からぼたもち的なラッキーやミラクルを起こそうとしてはいけません。

自信をもって言えることを事前に確認しておき、リラックスできる範囲で確実に発言しようとするしかありません。

また、あたまで考えているだけのことは発言しづらいものです。他人はそこまでおしゃべりを真剣に聞いてはいないものですから、とにかく考えたことを口にする練習を日頃からしてみましょう。

注目の的!

人前にでるとなぜか緊張してしまう、というのは内向型の特徴としてあげられるもののひとつです。

参考書籍によると、草食動物が肉食動物にまず視線でキャッチされるのを連想するためだとか。要するに逃走しようとする本能が働いて緊張するのだそう。しかしそれは内向型だけではなく誰しもに当てはまりうる理由なので、内向型はそれに加えて恐怖をつよく感じやすい気質だから、ということのようです。

数人相手よりも大勢の前で話すときのほうが異様に緊張する。違っているのはたくさんの視線が自分にあつまっているということだけ。

では、緊張せずに済ませられる方法はあるのか。

緊張するのは自分ではなく脳の性質のせいなんだから気にやむことはないと思うと緊張がやわらぐらしいです。落ち着かなくちゃと思ったって脳のせいなんだから自分はどうしようもないのだと。そうすると緊張がましになるそう。

ひとのせいというか、自分の脳のせいにするのは何か変な感じなのですが・・・。
それより、緊張している最中にそういう発想をすること自体がむずかしそうです。
できそう!という方、ぜひ試してみてください。