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敏感?うそでしょ!

内向型は繊細さや敏感さと関連して語られることがよくあります。
ですが、本当にそうなのか?と思う時があります。

それは、他人の気持ちに対して鈍感なときがあると感じるからです。

もちろん他人の気持ちや考えをくむのは簡単なことではありません。
でも、せめて他人の気持ちに関心を持つことは努力すればできるのではないかと思うのです。

管理人もなかなかできなくてよく反省する羽目になります。

内向型としては自分の気持ちに敏感なあまり他人のそれに気が回らないのは仕方のないことですが、たとえば他人が不愉快と感じていないかどうかには関心を持っている方がいいと思います。

明るくて、楽しいひとを目指す!

「明るくて楽しいひとで、とっても素敵でした!」と、会った人に言ってもらえる。内向的な自分に正直に生きていると、たぶん縁のないことばです。

だけど、いろいろなことに考えをめぐらせる内向型ならば憧れたこともあるはず。全員ではなくても数人の方はいるはず。
少なくとも管理人はいまだに憧れています。

人からどう見られているかは、他人が判断を下すことであり自分に決定権はないため、憧れてそうなれているかどうか考えても仕方ないのですが、努力してなれるのであればなってみたいと思うのが本音です。

でも明るく楽しげに振る舞うと疲れます。

おしゃべりをするにあたってのインプットもアウトプットも下手だけど、「とっても素敵でした!」はもしかしたら言ってもらえるかも知れない。そう思ってがんばるほかないようです。

料理をすると気持ちがリセット

内向型は内向すると気分がよくなり、そこからエネルギーを得ます。
ですが考えが煮詰まったり、考えるための材料を探して情報収集などをしているとやっぱり疲れます。

そんなとき、私は料理をすることにしています。

料理と言っても簡単なナポリタンとか肉じゃがとかカレーとか、そういうものです。

火をつけてお湯をわかす、野菜を切って水につけておく、お湯がわいたら油揚げを湯どうしする。

そういう行動を伴いながらも頭には段取りをうかべて、そして出来上がりという結果を得られるこの行為は脳にとっていいらしく、かなりすっきりします。
(ちなみに科学的根拠は不明です。すみません)

そして食事を終えたのち、またいろいろなことに取り組めるのです。

ひとによっては料理ではない何か違う行いかも知れません。

おそらく、”段取りを考える”、”行動が伴う”、”結果がはっきり見て取れる”ことがいいのではないか思います。

みなさんも試してみてください。

運動をしたほうがいい

運動をするとよりたくさんの酸素が脳に送られます。
より多くの酸素が脳に送られると、神経伝達物質と記憶の機能は高まるそうです。

ちなみに脳に酸素が送られる理屈は、それが有酸素運動でも無酸素運動(筋トレなどのことを指すようです)でも言うことができるらしいことをインターネット上で見つけたのですが、逆にそれらの機能が絶対に高まる運動はこれというのは記されていませんでした。

個人的には散歩をすると考えがよくまとまります。歩くといろいろな発想ができて考えを前に進めやすいのです。

考えるのが比較的好きな内向型はたまにはからだを動かしたほうがいいという、ただそれだけのことかも知れません。脳内の血流が多いから疲れやすいと言うならば、内向型こそたくさんの酸素が脳に必要なのでは。

歩く、走る、泳ぐ、筋トレ、ストレッチ、ヨガ。

世の中にはストレス解消に体を動かすことを挙げるひとも多い気がします。
確かにリズムをつけてからだを動かせば、自然と楽しげでかるい気持ちになることもあります。

忙しくてむずかしいと感じても、やってみれば頭がすっきりしてかえって時間を作りやすくなるかも。

新年明けましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、お正月はみなさまいかがお過ごしでしょうか。

よく言われる内向型の行動パターンからすると、

・よいっぱりになり朝起きられない
・親戚や知人が家に来てこころ休まらない
・ひとりの時間をどうやって確保するかつい考えてしまう

などということに陥っているかも知れません。

カウントダウンイベントや初詣などは思い浮かべただけで思考停止してしまうので管理人は参加したことがないのですが、もしそういうところに行かれた方がいらっしゃいましたら、本当にお疲れ様でした。

長いお休みより、いつもの日常の方がこころ安らかでもおかしくはありません!
もういくつ寝ると休みが開ける〜。

それは言い過ぎですね!

寒いのが好きって正気?

とある参考書籍によると内向型は寒いのが好き、もしくはつよいらしいです。

確かに暑い日に陽射しを浴びながら”暑い!”と言うよりは、寒い日に寒そうな屋外を眺めて”さむい”とか何とか言いながらコタツに入っている方が好きだし、暑さよりも寒さのほうが耐えられた時に気分がいいような気もします。

その書籍によれば北国はいろいろな意味で内向きなので内向的なひとにぴったり、ということなのですが確信を持たせるような根拠はなさそうでした。

気温が低い時に感じる風邪をひきそうな嫌な予感について思い出すと、とっても”寒いのが好き”などとは言えないのですが、寒くて内にこもるのと、ひたすら内向して自分の内側にこもるのとは似ているような気もします。

みなさんはいかがですか?

ためらい

気の置けない友人や知人と食事をするのは楽しみ。
自分で計画を立てた旅行にいくのも楽しみで仕方がない。

なのに誰かにふいに誘われたり、そこまで気の進まない食事や外出に対しては、ためらいをかんじる。
そしてどうにかして行かずに済ませられないかとりあえず考えてみる。

これはかなりたかい確率で、内向型の傾向だと思います。
ではなぜそこまで内向型はためらうのか?

誰かの都合に合わせたり、予定していなかったことに参加すると消耗してしまうからです。
はじめはいいのですが、だんだん集中力がなくなってきてしまい、会話がつづかなくて困っても言葉がなにもでてこない!なんてピンチも起こりえます。

だから嫌なんです。

そして終わったあとは放心状態になるくらい疲れていることも。
解放された安堵感から急速に元気を取り戻すこともありますが、そうじゃなかったらどうしよう・・・と誘われた時点からすごく心配になります。

だから嫌なんです!!

ありのままで

気のせいかも知れませんが、ありのままの自分でいると周りのウケがあまりよくないように感じることがあります。

それは自分の価値観と周りのひとが持つ価値観とのあいだに生じるギャップが原因のひとつと考えられます。

ありのまま、つまり自分らしくいることができればエネルギーを一番効率よく使うことができると私は思っています。
疲れやすくエネルギーが枯渇しがちな内向型にとってこれほどありがたいことはありません。

また疲れやすいがために、やむを得ず”ありのまま”に近い状態で周りと接していることもあります。
ありのままでいることは、ある意味やむを得ないんだけれど、みんなと価値観を共有できていないことは時にかなしい。

ありのまま、をすこしだけ封印するように意識してみてはどうでしょう。

私の場合は・・・、

(おしゃべりなので)自分だけが面白いと思っているかも知れない話しはしない。
(早口なので)相手の目を見てゆっくりと話す。
(せっかちなので)ひとに聞かず、どんなことでも自分ひとりで調べてたしかめる。

ありのまま、が他人に対して失礼な態度であるという考え方もあります。
封印をつづけると、ある日突然周囲のひとと距離が近くなっているような気分になれます。
やってみるとむずかしいけれど、もし私と同じ悩みをお持ちならぜひ試してみてください。

SNSとのお付き合い

SNS(ソーシャルネットワークサービス)とは、facebookなどインターネット上での主に社交を目的として展開されているサービスです。

SNSでは社交は写真や文章でされますから、リアルよりいくぶんか気楽です。よく考えたりゆっくり吟味しながら反応したり返答したりすることが出来るからです。

しかしながら、ただでさえ頭の中で散らかりがちな人付き合いがさらに煩雑になってしまうことも予想されます。

ついでに言うとこの”予想される”煩雑さは内向型にとってかんたんに想像がついてしまうため、そもそも「やらない」という結論に早々といたることもよくある話しだと思います。

自分に合うSNSを探して見つけるのが理想ですが、いずれにせよ①とりあえずアカウント取得(登録をする)②少なくとも数回は投稿をして様子を見る③ひとの投稿もちゃんとチェックする④疲れたら即やめる という必要があると思います。

楽観的な発想ではありますが、リアルの練習場にしてもいいと思います。こういう投稿をして、みんながどんな反応をするだろう?と様子を見るなど。でも、③において自分の価値観と合わないと感じたら即④です。

内向的であるがためにSNSの利用をためらっているならば、①とりあえずアカウント取得(登録をする)してみてください。
最初に登録したサービスで、とはならないかも知れませんが、そのうちSNSの楽しい使い方がおわかりになると思います。

集中力を取り戻したいのだけれど

ここでお話しする”集中力”とは、ふと考える「もっと集中力があれば効率良く勉強できるのになぁ」とか、「ここ一番で集中できれば残業せずに済むのだが」とかの”集中力”ではなく、「あれ・・・(思考停止)・・・」のときに失われている”集中力”です。

内向的な方にはお心当たりがあるのではと思うのですが、内向型には放心状態に近い”集中力”の失い方をする時があります。

それは積み重なった何かのせいだと思うのですが、ショックな出来事や忙しさだけでなく、はっきりした心当たりなくなぜか突然陥ってしまうこともあるのです。

本人にすれば、気がつけば「あれ・・・(思考停止)・・・」となります。

脳内で何かが起こっているのは間違いないのですが、ここでは科学的な対処法ではなく考え方をご提案したいと思います。

「あれ・・・」になったら、もはやプランBを発動するしかありません。
勉強しようと思っていたけれどやめて眠る。早朝出勤を念頭に入れてとりあえず帰宅する。もしくはダラダラでもいいから仕事をして、その代わり何時には帰宅すると決める。お皿洗いはするが洗濯物は明日たたむことにする。

一時間前のはつらつとした自分にこだわってプランを変えずにいると、余計に能率も下がりますし、ミスをする可能性も高くなると思われます。

脳にはさからえません。「あれ・・・」になったら、ゆっくりよく考えて予定を変更してください。