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聞いてなかった!

複数人数の食事会に参加して、隣の席の方が「いま何の話?」と2回以上聞いてこられたとしたら、”このひとは内向的かもしれない”と思ってしまいます。

・たくさんひとが集まる場所は刺激的でいるだけで疲れてしまう。
・いろんな話題をつぎつぎ出されても情報量が多すぎて全部は聞けない。

基本的には内向型のそういう性質のためかと思われます。

そこにいるだけで消耗して集中力が落ちがちなのに、それでもなおひとの話を聞くのは大変です。また、聞いた話について考えをまとめている間に話題が変わったりしてしまうものです。

とは言え、ひとの話を聞いていないことに対し開き直るつもりはありません。

もし指摘されたら正直に認めて率直に謝り、できれば勇気をもって聞き直しましょう!

疲れに効く対処法

内向型は外からの刺激をうけて疲労を感じやすい気質です。

でも疲れたからといっていつでも休めるわけではないし、刺激によって興奮状態になると眠れないということにもなりえます。

そういうときどうすれば良いのか。

刺激により疲れたと感じるのであれば、刺激をシャットダウンすればいいのです。

話すのをやめる、目をつむる、伏し目がちにする。
テレビを消す、ネットをやめる、携帯やスマホを手放す。

考え事をするフリをするなどしてひとに悟られない程度に放心する、という手もあります。

あまりあからさまに休息をとっていると、「大丈夫ですか?」と聞かれて休息を中断せざるをえなくなってしまいます。せっかく心配してくれたひとにも申し訳ないし、心配されないようにできれば休息したいものです。

応急処置ですが、効果的だと思います。

身辺整理したほうがいい?

社交的でない、人見知り、口べた。

これらは内向型を説明する際によくみかけることばです。
100%そうとは限らないのですが、内向的であるがゆえの”心当たり”も確かにあります。

内向型は刺激的なことに対する感受性が強く、疲れてしまいやすい気質です。
他人とのふれあいがいかに刺激的であるかを思えば、”そういう面もあるかも”と思わざるをえないというわけです。

では、そんな疲労をまねくお付き合いは最小限にとどめた方がよいのでしょうか。

正直に言うと部屋にこもって一人で好きなことをしている時間は何ものにもかえがたく、それをより重要視するなら交友関係は広くない方がいいかも知れません。でも身辺整理はさすがにちょっと・・・。

もし人付き合いを大変だと思っていても、自分のペースで出来るとしたらずいぶんと気楽になるはずです。たとえば疲れたら黙る、一時的にひとりになる、お誘いの3回に1回はパスする、と言ったルールを設けて工夫してみるなど。

当然のことではありますが、交友関係を意図的にせまくするよりもこういう工夫をするほうが気の合うひとを見つける可能性はぐっと上がります。
外向的に見えて実は内向的なひとも結構多いと思います。
工夫をしてお仲間を見つけてみてください。

忘れないで!

以前、外向的になりたいとお考えであれば、演技するしかない!という記事を書いたのですが、そちらのつづきです。

外向的に振舞うことで何か得られるものがあるとお考えであれば、それもいいと思います。演技するのも案外楽しいです。

ですが、もしそうなさった場合でもご自分が本来は内向的なんだということを忘れないでいただきたいのです。

内向型と外向型では、居心地がいいと感じる環境が違います。
ですから、演技をつづけて目先の欲しいものを手に入れたとしても、その先にあるものが自分にとって居心地のよいものとは限らないのです。

外向型がより居心地のよい場所と感じるところは、世間的に言っても憧れの的となるような華やかな場所かも知れません。でもその価値観に合わせることは本当に必要なのか。

実際に身を置いてみなければ判断のつかないことだろうとは思いますが、内向型にとって大切なのは世間がどう言っていようと自分が居心地のよい場所と感じられることではないかという気がします。

料理をすると気持ちがリセット

内向型は内向すると気分がよくなり、そこからエネルギーを得ます。
ですが考えが煮詰まったり、考えるための材料を探して情報収集などをしているとやっぱり疲れます。

そんなとき、私は料理をすることにしています。

料理と言っても簡単なナポリタンとか肉じゃがとかカレーとか、そういうものです。

火をつけてお湯をわかす、野菜を切って水につけておく、お湯がわいたら油揚げを湯どうしする。

そういう行動を伴いながらも頭には段取りをうかべて、そして出来上がりという結果を得られるこの行為は脳にとっていいらしく、かなりすっきりします。
(ちなみに科学的根拠は不明です。すみません)

そして食事を終えたのち、またいろいろなことに取り組めるのです。

ひとによっては料理ではない何か違う行いかも知れません。

おそらく、”段取りを考える”、”行動が伴う”、”結果がはっきり見て取れる”ことがいいのではないか思います。

みなさんも試してみてください。

運動をしたほうがいい

運動をするとよりたくさんの酸素が脳に送られます。
より多くの酸素が脳に送られると、神経伝達物質と記憶の機能は高まるそうです。

ちなみに脳に酸素が送られる理屈は、それが有酸素運動でも無酸素運動(筋トレなどのことを指すようです)でも言うことができるらしいことをインターネット上で見つけたのですが、逆にそれらの機能が絶対に高まる運動はこれというのは記されていませんでした。

個人的には散歩をすると考えがよくまとまります。歩くといろいろな発想ができて考えを前に進めやすいのです。

考えるのが比較的好きな内向型はたまにはからだを動かしたほうがいいという、ただそれだけのことかも知れません。脳内の血流が多いから疲れやすいと言うならば、内向型こそたくさんの酸素が脳に必要なのでは。

歩く、走る、泳ぐ、筋トレ、ストレッチ、ヨガ。

世の中にはストレス解消に体を動かすことを挙げるひとも多い気がします。
確かにリズムをつけてからだを動かせば、自然と楽しげでかるい気持ちになることもあります。

忙しくてむずかしいと感じても、やってみれば頭がすっきりしてかえって時間を作りやすくなるかも。

社交性を求められたら

年齢をかさね大人になってくると、よそゆきの顔というものが出来てくるので、年に一度会うか会わないかの知人や親戚に対して社交性を発揮することも、それほど厄介とは感じなくなります。そうは言ってもこころから楽しくてうれしいイベントでもないので、どうすれば平穏無事に乗り切れるのか考えてみました。

よそゆきの顔をお持ちであれば、それ以上に自分を良く見せる必要はありません。
失敗するリスクをとってまでそんなことにエネルギーを注いではいけません。
もし、そんな顔はないと言うなら猫をかぶりましょう。
「おとなしいひとなんですね」と言われたら、やったね!
本日のおつとめは終わりなので、悟られないように好きなことを考えて大丈夫です。

イベントの最中にエネルギー切れを起こしそうになったら、とりあえず黙っておきましょう。
でも無表情のまま黙っていたら”どうしたの?”と聞かれて軽いピンチに陥りますので、楽しそうにしながらエネルギーが回復するのをゆっくり待ちましょう。

とにかく、余計なエネルギーを使わないこと。
自分らしく振舞うことでエネルギーをセーブしたつもりでも、意外と消耗しています。
自分らしく振舞おうとしない、喋らない、だけど楽しそうにしている。

「いい天気ですね」
「久しぶりですね。いま何をしているのですか?」

予想できる質問には無難に答える。
会話がなくて居心地がわるければ同じような質問をこちらからも投げかけ、ウンウン言いながらひたすら聞く。
長くしゃべってくれそうなひとのそばに行き、ウンウン言っておく。

社交性を求められるような刺激的な場所は、そこにいるだけで消耗するものです。
緻密な計算をして気分良く過ごそうなどいっさい考えず、とにかくにこやかにそれでいて静かにしていましょう。

ではではみなさま!
サイトをご覧くださいましてありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいませ。

内向的であるということ

内気とか人見知りなど内向型っぽい性格をあらわすことばはいくつもあるかと思うのですが、内向型であることをしめす一番簡単な性質は次の通りです。

外からの刺激を受けて、脳内の血流が多くなる。

血流が多くなり、脳が活発にうごくから疲れる。刺激をより大きいものとして受け止める。

その結果、内気とか人見知りみたいな現象が起こると想像されますが、内気だから内向的、人見知りだから内向的とはならないのです。

外からの刺激を受けて疲れやすい、心身に影響を受けやすい、ただそれだけの話なんだと考えてみてください。

いろんな悩みがもしかしたらシンプルなことに思えてくるかも知れません。

エナジーチャージ

自分の持っているエネルギーが枯渇して、元気がなくなってしまったらみなさんはどうされますか。

休息する、食事をとる、何か自分が楽しめることをする。

休息や食事はどんなひとにも共通することと思いますが、楽しみはひとによって様々です。

外向型は外からの刺激によってエネルギーを得るそうです。
逆に、内向型にはそういった楽しみは刺激が多過ぎて疲れてしまいます。

内向型の一番てっとりばやいエナジーチャージは、内向することだと思います。

考えたり、何かに思いめぐらせたり、物事を思い返す。考えを整理する。

頭のなかを整理すると、何だかパワーがわいてくるように感じた経験はありませんか?もしくは好きなことについてなら、いくらでも考えられる。

外からの刺激を遮断して、内向する。

これが一番のエナジーチャージです。

もしかして太りにくいのでは

ドーパミンがたくさん出ると内向型は刺激が強すぎると感じ、ときに”疲れたな”と感じます。

ドーパミンとは、脳内で分泌される神経伝達物質の名前です。ドーパミンが出るとき、ひとはたのしいと感じるのですが、それが多すぎると内向型はかえって疲れてしまいます。

ドーパミンはおいしいものを食べた時にも分泌されるそうです。

脂質や油脂分、うまみなどを感じるとドーパミンが分泌され快感のヒットがはなたれるのです。スナック菓子などを食べ出すと止まらないのは、この快感のヒットのせいでしょう。

快感のヒットがはなたれることで、つい食べ過ぎてしまう。
そういうことが肥満につながるという考えもあるそうです。

ということは、ドーパミンの感受性がつよい内向型は少量でも快感のヒットがはなたれるから、ついつい食べすぎるってことがないのかも!

いやいや、いろいろな心当たりを思えばそんな単純ではなさそう。
もしかしたら快感のヒットを意識しながらお菓子を食べると、食べすぎることがなくなるのかも。