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悩んでるならまずはこれ

内向的で、どうもことがうまく運ばない・・・と思っているなら、試すべきはまずこれです。

情報をシャットダウンする。

いろんなことがありすぎて頭がいっぱいになると疲れ切ってしまいます。
でもそれはいろんなことが起きていなくても同じなのです。

インターネットをずっと見ていたり、たくさんの人とおしゃべりしないといけない雰囲気だったり。

そういう時はスマホを置いて、もっと情報量の少ないものを見るように変える。
おしゃべりしなくてもいいような雰囲気の場所に身を移す。

そうやって情報をシャットダウン、もとい自分の心地よい情報量となるよう身を置く環境を変えるのです。

どうしたって情報量が多くなる状況はあります。就職活動だとか、試験前だとか。そういう時は焦らずに一歩一歩前進する他ありません。

疲れてしまっては、何事もうまく行かないものということです。

心が強いとはどういうことか

もっと強くなりたい、とか、強い人じゃないと幸せになれないとか言うことがあります。

でも、よく考えてみると心が強いってどういうことなのかよくわからない。

人間は自分の心を、例えば厳しい現実にさらして疲弊してしまわないように、自分に都合よく物事を解釈したり、楽観的に考えるものだそうです。そして、その方がむしろ健康的なのだとか。

けれども、物事を現実的に捉えようと努力する人がいたりします。そしてそういう人は厳しい現実に自分の心をさらしがちなので、感情が抑制できないことがあったり、抑うつ傾向にあったりする。

じゃあ、そういう現実を直視しようとする人は感情的で心が折れがちだったり、抑うつ状態になるから心が弱いのか?

そんなことを考えだすと、心が弱い、とか強いとかいうのはあまり意味がないような気がしてしまいます。

こうしよう!と決めていたのにやり遂げられなかったから、弱い。そういうのはあるかも知れません。だけど、自分ができそうなことしかやらなければ、”やり遂げられない”という状況に陥りようがありません。できないかも知れないことに挑戦しただけでも、心が強い!という考えが一方で出来てしまうのです。

最後になりましたが、内向的だから強い、弱いということも勿論ないと思います。

頭を使うと疲れる

内向型は外向型よりも、刺激を与えた時により多くの血流が脳に見られるという研究があるそうです。

それは環境に対しての脳の反応が、より活発ということを意味します。

脳を使うと人は理不尽なほどエネルギーを消費するらしいです。

となれば同じように生活していて、内向型がより体力のなさを感じる、疲れやすいと感じるのも当然のことと言えそうです。

体力をセーブするには無になることが肝心です。もっと簡単なのは、目を閉じる
などして刺激をシャットダウンすることです。

新境地でまっ白

人の生活や人生というのは十人十色であって、感性や生活環境の近しい友人・知人でないと、想像以上に人のそれらが「新境地」ということはあると思います。

例えば、独身の人が子供のいる家庭に訪問する。
子供はいないけど結婚している人でもいい。
逆も然り。
仕事をしていない人が、している人を訪問。
会社員が会社員でない人を、でもいい。
逆も然り。
大金持ちが普通のお宅へ、逆ももちろんあり。

そんな風に自分とは感性や環境が近いとは言いづらい人と関わるのは、そこでインプットできる情報量がものすごく多いということだと思います。ということは、頭の中がまっ白になりやすい。

でも、まっ白でも焦らない。疲れたなら疲れたなりの表情でいい。取り繕わなくていい。違う環境だから疲れるのであって、どっちが大変とか尊いとかそれは考えなくていい。

とりあえず無事に自分の家へ帰り、「新境地」で見聞きしたもの、得た大量の情報を整理することが大事のような気がします。

疲れる・・・

内向的=疲れやすい

この考えで色んなことを解釈してきましたが、果たしてそんな単純でいいのか?ということを考えてみました。

まず、何をして”疲れ”とするのか。

夜起きていられない。食欲がない。もしくは異常に食欲がある。集中力がない。
身体的疲れ、精神的疲れ、両方の疲れ。

状況により疲れは増しやすく、逆のこともあるでしょう。

原因が2週間前に心当たりのあることだったり、ここ数週間はずっと忙しかったり、不慣れなこと続きだったり、何か自分にとっての事件が発生していたり。

”疲れ”そのものが何かをはっきりさせるのも難しいですが、それの原因を解明するのも難しそうです。

内向的だと、確かに色々なことに圧倒されて疲れやすいかも知れない。だから、疲れやすいから体力がないとしょんぼりするのは気が早いです。でも、内向的だからいつも疲れている、というだけじゃ疲れの理由にはならないのです。

疲れを癒すには素直に休むこと。そして、内向的なら例えば外出してはしゃぐより静かにしていたほうが休めること。

そういう事は意識していたほうが良いけれど、何でも気質のせいにしていては他のことを見落としてしまいそうです。

心的エネルギー

心理学を多少学んでみると、たまに”心的エネルギー”という言葉に遭遇します。

学術的な話になると、そもそもエネルギーという言葉の意味から考えなくてはならなくなるのでとりあえず置いておきます。
私たちが知りたいのはそういう学術的なことではなく、例えば心的エネルギーを失っても自分の努力で回復できるものなのか?というようなことです。

内向的だと外からの刺激に圧倒されてエネルギーをどんどん消耗していく感覚があります。でもエネルギーがどんどん回復して心の底から湧いてくるという感覚はあまり経験したことがないように思います。

心のエネルギーは回復させるのではなくセーブする、という方が実感に近いです。
できる努力があるとすれば、エネルギーを回復させる何かを探求するよりも、無理して刺激的な状況に長く身を晒さないほうが現実的な対策としてはよいでしょう。

黙ってるのは罪じゃない

年末年始、たくさんの、しかも久々にそのひと達と会うという機会が増えます。
参加することはいいことですし、とりあえず行っとこう!と思います。

だけど、その場で疲れすぎて失敗したりするのは避けたいもの。
ではどうすべきなのか?

まず、気の利いたことを言わないのは罪ではありません。それどころか黙っていることすら許されるものです。黙って機嫌よく食事したりみんなの話を聞いていればそれで十分です。

それに加えて自分らしくいられれば疲れずに済むかも、という希望は捨てた方がいいと思われます。
たくさんの久々に会うひとのいる場で自分らしく振舞うのは至難の技なのです。

では、今年もありがとうございました。
よいお年を!!

とにかくよく寝る

内向型にとって睡眠が有用と思われる理由は周囲の刺激をシャットダウンできることだと思います。

もちろん体も休まりますが、睡眠でも体力は消耗されているものです。

そうなると長く眠ればそれだけ体力も消耗しますし、睡眠時間の乱れは気持ちにもいい影響を及ぼしません。

それでも長い時間眠って、元気になることはあります。

それは眠っている間、新しい刺激を何も受けないからではないでしょうか。

セーブしますか?

内向型は”セーブ”するという感覚を持っているように思います。

今後の計画や予定を考慮せずに行動しない、ということです。

例えば、あした出勤だから今日はもう出かけない、と言うような。

そうなると具体的な予定はないのだけれど、先の予定のために休んでおく、という予定が立つことになります。

時間を惜しまずに予定をめいいっぱい立てたい!という方には理解しづらいかも知れませんが、実際によくあることです。

それを申し訳ない事だと人付き合いよくしている方がいらっしゃったら、セーブしている内向型もたくさんいると思いますので、いちどお試しください。

いちばんの苦手は取捨選択?

内向型はひとつの物事からたくさんの情報を得られる気質だそうです。

また内向型は外からの刺激に対して疲労を感じやすい気質です。小さなことに対しても大きな情報に思われて疲れてしまうのです。

そうなると、こまごまとした情報は拾えても全体としての情報量は多くはなく、結果として情報収集はそんなに上手ではないということが起こりうると考えられます。

そういう場合は情報の取捨選択がより重要となりそうです。
あんまり意識するとよけいに疲れてしまいそうですが、情報収集が苦手ならそれは収集そのものより取捨選択が苦手ということなのかも知れません。