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休日をたのしむ

お休みの日に長く予定が入っていないとなんとなく焦ってしまうときがあります。
でも反対に、予定のない休みを楽しみにしていることもあります。

内向型は刺激的な環境だと疲れてしまいやすいので、そういう意味で社交イベントや外出が大の得意ではありません。だから予定のないお休みの日は家でのんびりすることが理想となるのも無理はない気もします。

ですがそういう内向型だから家にいるばかりというのはよくないのだとか。

社交イベントは疲れるけれど意外と社交的に振る舞える自分を発見したり、はしゃいだりするのは苦手だけどテーマパークや複合施設など騒がしい場所も嫌いじゃないなど。

そういう性格の様々な顔が、”ちょっと苦手なんだよな・・・”ということから形成されるようで、その性格の様々な顔は大事にしたほうがいいのだそうです。

家でゆっくりするのもいいけれど、行ったことのないイベントや場所へも行くと案外楽しめるかも。

ひとりでご飯

ひとりで食べるより、みんなで食べるご飯のほうがおいしいらしい。

子供は、食事のマナーだとか食に関する知識なども得られるので誰かと食事するに越したことはないと思います。
もしくは一人暮らしなら、たまに誰かと食事するのは楽しいし気晴らしにもなりえます。

でも内向型にとって他人のいる食事は疲れやすいし、いろいろな刺激が多すぎて楽しいと感じないこともあります。

そもそも誰かと食事して楽しいって奇跡のような出来事である気もします。

気のおけない仲間や友人と他愛ない会話のなかでお互いの不安や心細さを交換しあって少しでも心を軽くする。

そういう楽しい食事の場が得られるように日々頑張りたいものです。

黙っててもok!

内向型は自分の考えや場の意見に考えをめぐらせるあまり発言しない、黙ってしまうということがあるようです。

会議なのに黙ってしまう。
友人と二人でいても黙ってしまう。
なんならずっと黙っている。

ということが起きるということです。

ではそれは悪いことなのか?

会議などでは、黙っていると意見を持っていないとみなされる危険があります。
でも、その場で発言せずとも自分の意見を誰かに伝えるすべはあるはずです。
友人と二人でいて、もし相手がおしゃべりの好きなひとなら聞き手に回っていればまったく問題ないでしょう。

あいさつや問いかけに反応しないのはさすがによくありませんが、悪いこととは言い切れなさそうです。
それに、他人に対してもの静かであることに価値を見いだすひともいるはずです。

お休みの日に遠足

日本では、せっかくの休日なのに会社のひとと遠出や旅行に出かけねばならないということがあります。

そういった遠出や旅行にはおおまかに分けて2種類あると考えられます。

①経営・管理者がその遠出や旅行に意味をもたせているもの
②イベントの好きな社員の方が主に好意でもって企画しているもの

①であれば経営・管理方針にもとづくものですから、”行かない”という結論を出すのは簡単ではなく、よく考える必要があります。
②ならば企画者は好意で誘ってくださっているので、無理に行く必要はありません。断る際には十分な理由を提示して企画者に対する好意を見せてください。
”あんな企画は迷惑だ”などと、少なくとも社内では言うべきではありません。

もし行かねばなるまいとなったら、日々の大半を過ごす職場に関わることなので、ここ一番の高い山を登って帰ってくるつもりで頑張るほかありません。
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関連記事:ひとの楽しみにつきあう

飲んで騒いで大はしゃぎ

世間ではみんなでワイワイ騒ぐことこそ楽しいと考える傾向がまだあると思います。ですが、そうは感じない人もいます。

内向型は限界を超えた刺激にさらされると、疲れますし快感も得られません。
内向型にとってワイワイ騒いでも楽しいと感じられないのはよくある普通のことなのです。

でも、ほかのひとが楽しんでいるときに”楽しくない”と伝えることは簡単ではありません。それにパーティーなどでひとりでいると寂しい人と思われるのではという自意識も働きます。

人口の約半分は内向型と言われており、そういうひとも少なくはないはずです。
あなたがパーティーなどでひとりになれる空間を見つけた時、そこには同じように流れ着いてひとりでいる人々の姿を目にすることもできると思います。

内向するかっこうのネタ「失敗」

内向型が平穏無事に毎日を送るのならば、おとなしくしているのが一番です。
でも、実際にはひとと交流することは避けられないものですし、そうすると消耗してすぐに疲れてしまいます。

疲れているのにひとと交流し続けると、余計なことを話してしまったり、失言したり、失敗の元になります。

だけど失敗にもメリットがあります。
内向するかっこうのネタが手に入るからです。

失敗すると、原因を考えたくなります。
原因がわかったら改善したくなります。
改善策を実行するにはどうすれば良いのかまた考えます。

内向することでエネルギーを得やすい内向型には見方によれば失敗もエネルギーのもとなのです。

取り返しのつかない失敗もこの世にはありますが、取り返しがつかない大きな失敗を避けるために小さな失敗をこつこつ積み重ねることも大事ではないでしょうか。

とは言え失敗しっぱなしだと信用を失うので、そこは要注意です。

他人の反応に敏感になろう

内向型はつい自分で考えたことのみを真実としてしまう傾向があると思います。
その結果、客観的視点がすっぽり抜け落ちてしまうことがあります。

それに対して誰も指摘してくれなかったり相手のけげんそうな表情に気がつかなかったら、永遠に客観的視点を落としたままになってしまいます。

そういうことは出来るだけ避けたいという場合は、指摘してもらえるように普段から気をつけて、相手の表情に敏感になるほかありません。

指摘してもらえるようになるのは、かなりハードルが高いです。まず指摘はしてもらえない、指摘してもらったらラッキーくらいに思ってください。

となればキーポイントは相手の表情、そのほか素直な反応です。
うなられる、眉をひそめられる、目をそらされる、最悪の場合は無視、など。

観察眼をやしなうつもりでよく見て、なぜそんな反応なのかをよく考えてみましょう。

外から情報を得るのが下手

内向型は外からの刺激の影響を受けやすく疲労を感じやすい気質です。

疲労を感じるくらいですからちょっとした刺激も大きいものと感じてしまいます。外からの情報をすべてまともに受けることはむずかしいので取捨選択が必要です。

それが得意な方も中にはいるかとは思いますが、そうでないひともいる。

自分に関心のあることや、あらかじめ自分の考えをまとめたりする猶予があれば与えられた情報をうまくとりいれることも可能でしょう。でも前触れもなく与えられた未知の情報にはとまどうし、刺激が強すぎてまともに取得できなかったりもします。

また、おそらくこれはひとの話を聞くのが苦手という問題ともつながっていると思われます。

ちなみに、外向型は外からの情報をたくさん得ることが得意だということです。もしかしたら外向型の力を借りると、うまく情報を入手できるのかもしれません。

逃げ出したくなる

内向型は外からの刺激を脳にうけやすい気質と言われています。
外から刺激をうけるとより多くの血流が確認できるらしいです。

そのためか、リラックスしづらいような場にいると周りに圧倒されて逃げ出したい気持ちになることがあります。あたらしい出会いのあるような場だとか、久々に会うひとばかりの同窓会やいろいろな懇親会などです。

だけど逃げ出したいと思ったからって、逃げられるわけじゃない。
しかもいつもの自分みたいに話したり振舞ったりできない。

そういう時はむやみに話したりせず社会性を大事にして、例えば食事会ならば大皿の料理を取り分けたり、お皿やコップが皆に行き渡っているかどうか気を配るなどしてその場をしのぎましょう。

そうすれば喋っていなくても不自然ではないし、社会性を発揮することでなんとなく落ち着きを取り戻します。

”考えないと発言できない”対策

思い浮かんだことばを並べてその場をしのぎ、あとでいろいろ考えて自分の発言に不足があったのではと悩んだり悔んだりする。
そんな経験はありませんでしょうか。

参考書籍によると、内向型はまず考えないと行動できなかったり発言できなかったりする気質だそうです。逆に言うと何かひとに伝えたいことがあるなら前もって考えておく必要があるということでしょう。

だけど自分の考えって、ひとりで考えていた時はすごく重大だったり核心をついた事のように思えても、口にしてみると”そうでもないな”と感じたりするもの。

もしそういうことにためらいを感じて発言しづらいなら、考えたことをまず書いてみてください。いきなりひとに対して発言するよりも断然気軽だし、前述の”そうでもない”かもしれないことを事前に検討できます。

毎日書く必要はなく、つまらないと思えることから難しいことまで、なんでもいいから書いてみる。ひとに読んでもらうこともないから、とにかく気ままな文体で書いてみる。習慣化させればさらに気楽になる。

そうやって書きながら考えたことを口にすると、ひとの反応もより冷静に見られると思います。