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すべての原因は内向型ゆえ?

心理的によくない状態というものがあります。
うつ状態だとか、問題行動があったりだとか、そういう状態です。

そういう状態は、内向的だからこそ陥りやすい、ということはあるのでしょうか?

生まれつきの何か理由があって、そういう状態にあるということもあり得ます。
また環境によってそうなったという場合もあるでしょう。

内向的だから精神的な病気になりやすいということはおそらくないと思います。
自分が内向的で、かつ何か心理的な援助が必要となるようなそういう状態だということがあるならば、原因は気質(=内向的であること)だけでは、少なくともないはずです。

現状に何か問題があるならば、内向的である気質だけが問題といったような原因の特定はむずかしいかと思われます。

魅力的になりたい?

外向的なひとは華やかで魅力的である、というイメージがあります。

確かに外向型の客観的に見てどうか?に重要性を見出す傾向を思えば、そのイメージは的外れではないような気がします。

では、外向的でなければひとは魅力的ではないのか?

当たり前の事ですが、そんなことはありません。内向型の内面を大事にする様が魅力的に映ることがある筈です。

外向型か、内向型かは生まれ持った気質によるので変えることはできません。ですが、どんな気質であろうと自分らしく生きようとする姿にひとは魅力を感じるものではないでしょうか。

暗いひと

内向的と言うと「明るくてよく話すひと」と、「暗くてあまり話さないひと」のどちらのイメージを持つでしょうか?

たぶん前者だと思うのですが、”暗くてあまり話さない”から内向型という考えは本当に正しいのか。

内向型は考えるのが好きと思われるので、考えがまとまるまで話さないとしたらそのイメージは合っているかも知れません。でも、考えを次から次へとすぐ話してしまうのであればそのイメージにはそぐいません。

内向型には良くないイメージがあてはめられがちですが、まず物事の良し悪しは表裏一体の部分もあります。それに、内向型がどんな気質か?をきちんと把握すればステレオタイプに自分をあてはめて苦い思いをすることがあれば、それも減らせるのではないでしょうか。