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気分屋らしい

内向型は外向型にくらべ、安定した気分を保つのが苦手だそうです。

言い方はよくないかもしれませんが、要するに”気分屋”だということです。

気分が不安定だと周囲を振り回したり、そのせいで周りから理解されないと感じてしまったりするので、とりあえずあまりいいこととは思えません。

そもそもなぜ内向型は”気分屋”なのか。

内向型は、あらゆる刺激に対し敏感に反応します。それは外からの刺激だけでなく、自分の心身の状態にも敏感に反応するということらしいでのす。

つまりすべてのことに敏感に反応しているその結果、気分も不安定になりがちということなのです。

自分の感情をあまり表に出さないようにすればいくらか悩みは解消するでしょうが、簡単なことではありません。

感じたくないことにまで敏感に反応してしまうのは時につらいですが、それがなければ自分の好きなものに対する感動もなくなってしまうということなので前向きにとらえて対処するほかないようです。

身辺整理したほうがいい?

社交的でない、人見知り、口べた。

これらは内向型を説明する際によくみかけることばです。
100%そうとは限らないのですが、内向的であるがゆえの”心当たり”も確かにあります。

内向型は刺激的なことに対する感受性が強く、疲れてしまいやすい気質です。
他人とのふれあいがいかに刺激的であるかを思えば、”そういう面もあるかも”と思わざるをえないというわけです。

では、そんな疲労をまねくお付き合いは最小限にとどめた方がよいのでしょうか。

正直に言うと部屋にこもって一人で好きなことをしている時間は何ものにもかえがたく、それをより重要視するなら交友関係は広くない方がいいかも知れません。でも身辺整理はさすがにちょっと・・・。

もし人付き合いを大変だと思っていても、自分のペースで出来るとしたらずいぶんと気楽になるはずです。たとえば疲れたら黙る、一時的にひとりになる、お誘いの3回に1回はパスする、と言ったルールを設けて工夫してみるなど。

当然のことではありますが、交友関係を意図的にせまくするよりもこういう工夫をするほうが気の合うひとを見つける可能性はぐっと上がります。
外向的に見えて実は内向的なひとも結構多いと思います。
工夫をしてお仲間を見つけてみてください。

新年明けましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、お正月はみなさまいかがお過ごしでしょうか。

よく言われる内向型の行動パターンからすると、

・よいっぱりになり朝起きられない
・親戚や知人が家に来てこころ休まらない
・ひとりの時間をどうやって確保するかつい考えてしまう

などということに陥っているかも知れません。

カウントダウンイベントや初詣などは思い浮かべただけで思考停止してしまうので管理人は参加したことがないのですが、もしそういうところに行かれた方がいらっしゃいましたら、本当にお疲れ様でした。

長いお休みより、いつもの日常の方がこころ安らかでもおかしくはありません!
もういくつ寝ると休みが開ける〜。

それは言い過ぎですね!

社交性を求められたら

年齢をかさね大人になってくると、よそゆきの顔というものが出来てくるので、年に一度会うか会わないかの知人や親戚に対して社交性を発揮することも、それほど厄介とは感じなくなります。そうは言ってもこころから楽しくてうれしいイベントでもないので、どうすれば平穏無事に乗り切れるのか考えてみました。

よそゆきの顔をお持ちであれば、それ以上に自分を良く見せる必要はありません。
失敗するリスクをとってまでそんなことにエネルギーを注いではいけません。
もし、そんな顔はないと言うなら猫をかぶりましょう。
「おとなしいひとなんですね」と言われたら、やったね!
本日のおつとめは終わりなので、悟られないように好きなことを考えて大丈夫です。

イベントの最中にエネルギー切れを起こしそうになったら、とりあえず黙っておきましょう。
でも無表情のまま黙っていたら”どうしたの?”と聞かれて軽いピンチに陥りますので、楽しそうにしながらエネルギーが回復するのをゆっくり待ちましょう。

とにかく、余計なエネルギーを使わないこと。
自分らしく振舞うことでエネルギーをセーブしたつもりでも、意外と消耗しています。
自分らしく振舞おうとしない、喋らない、だけど楽しそうにしている。

「いい天気ですね」
「久しぶりですね。いま何をしているのですか?」

予想できる質問には無難に答える。
会話がなくて居心地がわるければ同じような質問をこちらからも投げかけ、ウンウン言いながらひたすら聞く。
長くしゃべってくれそうなひとのそばに行き、ウンウン言っておく。

社交性を求められるような刺激的な場所は、そこにいるだけで消耗するものです。
緻密な計算をして気分良く過ごそうなどいっさい考えず、とにかくにこやかにそれでいて静かにしていましょう。

ではではみなさま!
サイトをご覧くださいましてありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいませ。

ひとからどう思われている?

内向型は「自分がどういう人間か?」という答えを自分の内面に求めます。

何に対してどう感じたとか、何が好きで何が嫌いで、どういう理想を持っているかとか。
自分の内面について繰り返し考えることでアイデンティティーを獲得していると言ってもいいです。

でも、自分のことはよくわかっているつもりでも、ひとからどう思われているかはよくわかりません。

他人から、”あなたはこういうひとね”と言われても素直に受け入れられない時すらあります。
とは言え、自分自身が感じている自分らしさと、他人から思われている自分という人間はどちらも現実に存在しています。

そのどちらに優位性があると言うことはできません。

自分が思う自分らしさと、他人から見た自分との間に折り合いをつけるのはとても難しいことです。
それでも、「ひとから理解されたい」という欲求があるなら、他人から見た自分をすこしずつ意識すればいいと思います。

はっきり言って「ひとからどう思われているか」なんてなかなかわからないものです。
そもそも、「あなたはこういうひとだと思う」というのだってなかなか言ってもらえない貴重なことです。

だから、とりあえず意見は聞いてみましょ!

自意識過剰ぎみ?

内向的なひとはたいてい自意識過剰ぎみということはないと思うのですが、そうなった場合にどうすればいいのか考えてみました。

内向型が自意識過剰になるとしたら、それは内向することでエネルギーを得るので、客観的視点を落とすまいとしてかえって失敗するためではないかと思います。

自意識過剰がなぜいけないかと言えば、必要のない過ぎた自意識を持っている時点で現実をうまくとらえられていないと考えられるからです。

ですから自意識過剰であることをやめようとするのでなはく、現実をより正確に把握する訓練をまずすべきではないでしょうか。

何かのテストを受験して他者に能力を判断してもらう。好きな人に告白する。
出来る筈!とただ思うだけだったり自分はこうじゃないかと考えるばかりじゃなくちゃんと行動に移す。そういう客体の入り込む余地を自分の行動計画に盛り込んでみましょう。

自意識過剰なのではと考えることがまずもってとってもつらいんですけれど・・・。
何かにつけて悩みが深いのであればやってみてください。

ありのままで

気のせいかも知れませんが、ありのままの自分でいると周りのウケがあまりよくないように感じることがあります。

それは自分の価値観と周りのひとが持つ価値観とのあいだに生じるギャップが原因のひとつと考えられます。

ありのまま、つまり自分らしくいることができればエネルギーを一番効率よく使うことができると私は思っています。
疲れやすくエネルギーが枯渇しがちな内向型にとってこれほどありがたいことはありません。

また疲れやすいがために、やむを得ず”ありのまま”に近い状態で周りと接していることもあります。
ありのままでいることは、ある意味やむを得ないんだけれど、みんなと価値観を共有できていないことは時にかなしい。

ありのまま、をすこしだけ封印するように意識してみてはどうでしょう。

私の場合は・・・、

(おしゃべりなので)自分だけが面白いと思っているかも知れない話しはしない。
(早口なので)相手の目を見てゆっくりと話す。
(せっかちなので)ひとに聞かず、どんなことでも自分ひとりで調べてたしかめる。

ありのまま、が他人に対して失礼な態度であるという考え方もあります。
封印をつづけると、ある日突然周囲のひとと距離が近くなっているような気分になれます。
やってみるとむずかしいけれど、もし私と同じ悩みをお持ちならぜひ試してみてください。

SNSとのお付き合い

SNS(ソーシャルネットワークサービス)とは、facebookなどインターネット上での主に社交を目的として展開されているサービスです。

SNSでは社交は写真や文章でされますから、リアルよりいくぶんか気楽です。よく考えたりゆっくり吟味しながら反応したり返答したりすることが出来るからです。

しかしながら、ただでさえ頭の中で散らかりがちな人付き合いがさらに煩雑になってしまうことも予想されます。

ついでに言うとこの”予想される”煩雑さは内向型にとってかんたんに想像がついてしまうため、そもそも「やらない」という結論に早々といたることもよくある話しだと思います。

自分に合うSNSを探して見つけるのが理想ですが、いずれにせよ①とりあえずアカウント取得(登録をする)②少なくとも数回は投稿をして様子を見る③ひとの投稿もちゃんとチェックする④疲れたら即やめる という必要があると思います。

楽観的な発想ではありますが、リアルの練習場にしてもいいと思います。こういう投稿をして、みんながどんな反応をするだろう?と様子を見るなど。でも、③において自分の価値観と合わないと感じたら即④です。

内向的であるがためにSNSの利用をためらっているならば、①とりあえずアカウント取得(登録をする)してみてください。
最初に登録したサービスで、とはならないかも知れませんが、そのうちSNSの楽しい使い方がおわかりになると思います。

恋におちたら

内向型は内向的なひとと付き合うべきといったようなことや、内向型なら外向型とのほうが相性がいい、というのは特にないようなのですが、自分や相手が内向的かどうかを考えることは、恋愛にも多少役立つと思います。

人間関係全般に共通して言えることですが、自分の内向性、外向性、そして相手の内向性、外向性について意識することが、その時々に起こってしまったすれ違いを解消するヒントになるからです。

家にいてゆっくりしたいのに、相手は出かけたがる。
一緒にどこかへ行って楽しみたいのに、相手は出かけたがらない。

それは、自分や相手になにか良くない原因があって起こるすれ違いではなく、単に内向性と外向性が噛み合っていないだけとも考えられるわけです。

内向的かどうか、外向的かどうかは、自分の気持ちと相手の気持ちを考える良いヒントとなるので、ぜひ意識してみてください。

ピークパフォーマンス

スポーツ心理学について調べてみると「ピークパフォーマンス分析」ということばが出てきます。

これはスポーツにおいて、よいパフォーマンスが出来たときの心理状態を振り返り分析し、常にその状態でいることを理想とし目指すものです。

では日常生活において、そういう「ピークパフォーマンス分析」をやってみるとどうなるのでしょうか。

例えば、あのひととおしゃべりしていた自分は感じがよかっただとか、面白かったとか。きっと魅力的だったにちがいない、など。

そういうことを”ピークパフォーマンス”ととらえて分析してみるとなかなか興味深いです。

内向型は感じやすいという研究もあるくらいなので、そこからすればネガティブな発想におちいってしまいがちな内向型には、こういうポジティブな物の考え方も時にはいいのではないかと思います。