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楽でいいのかも知れない

内向的だと自分の内面への関心が強く、他人からどう思われているかを理解するのは容易ではない場合があります。

そういう状況は逆に自意識過剰気味となり、バランスが取りづらくもなりえます。

しかしながら、おそらく思春期を過ぎて世間のことが少しずつわかってくると、案外みんな他人からどう思われているかわかっているわけじゃないと思えてきます。

そうなると、基本的には他人がどう思うかより自分がどう思うかにより強い関心を抱く内向型は、意外と楽という状況が生まれうると思うのです。

もちろん逆に自分がどう思うかをこんなに気にしなければ、もっと気楽で世渡り上手でいられるのに、というのも起こりえます。

だけど内向型だから常に苦しい状況というわけでは決してないのです。

愛される新入社員

今、朝ドラのヒロインが新入社員として頑張っているので、”愛される新入社員”
ってどんなのだろうか?と考えてみました。

自分がどうだったかはすっかり棚に上げて言うと、基本的に「新入社員は愛されないもの」と思っていいような気もします。

どういう事かと言うと、こちら側の本音としては、暇だったら目一杯かまってあげて好かれたいし、忙しい時は存在自体が辛い。

好かれたい気持ちはあるけれど、新入社員がいなかったら仕事はもっと楽なんだけどな・・・という身勝手さ。

そして重ね重ね勝手ながら、かまってもらえなかったり、厳しいことを言われて冷たくされても、いちいち気にしないで欲しい。

あとは、”先輩や上司がカラスが白いって言ったら白いのよ”ばりに、とりあえず意味はわからなくても言う通りして欲しいのです。会社は集団行動なので複雑な事象がいくつもあり、無意味に思えることがあってもそれなりに意味があり、それをいちいち新人に説明するのは難しいものなのです。(加えて厳しいことを言うようですが、言われた通りにも出来ないのに、一体何が出来るというのだろう・・・という考え方は確実にある気がします)

内向的とか関係なくなってますが、とりあえず新人さんに幸あれ。

思い込むとうまく行かない

何かでうまく行かない時、内向的だから無理だよなぁ・・・と思ったことはございますでしょうか?

管理人は体力がないことと感情に振り回されがちなために物事がうまく行かないと感じることが多いのですが、内向的だからと思ったことはあまりありません。

しかし物事がうまく行かない時というのは、思う以上にいろんなことが絡んでいるものです。うまく行かない原因はひとつではないし、結構複雑です。

そうなると”内向的だから・・・”と思い込むだけだったら、いつまでも真実にたどり着けません。

探偵さんになったつもりで、なんでうまく行かないのかしら?とよくよく考察してみてください。もしかしたら、いつの間にかうまく行くこともあるかも?

好き嫌いの正体

今回の記事は内向的かどうかとあんまり関係ありません。心理学的ですらありません。管理人のただの持論です。

学校へ行ったり、働いていたりすると、好きなひとと嫌いなひとができるものではないかと思います。それは、友情とか恋愛とかの限定したものじゃなく、このひと好きだなとか、嫌いだとかそういう素朴な感情のことです。

そういう好き嫌いの感情には、たいてい理由がくっついていると思うのですが、それを他人から聞かされるのはまあまあの苦痛です。

というのも、その理由が覆される何かが起こっても簡単には好きが嫌いになったり、嫌いが好きになったりしないからです。

好き嫌いは簡単に理由付けできるものではなく、感情によって説明すれば一言で済むものを、長々と理屈で説明されるので他人から聞くそれは苦痛なのではないかという気がするのです。

要は、好き嫌いは理屈では説明しがたいのです。その人の事は、何を取り繕ったって嫌いだし、どんな悪事を働こうとも好きなのです。逆に言えば、嫌われているからといちいち深刻になったり、好かれているからと高飛車になるのは、あまり適当ではないということです。

そのなかで気をつけないといけないのは、「好かれようと気にかける」のは”気遣い”の一種だと言うことです。嫌われていて、それを覆せないなら何をしてもいいというのは間違いだと思うのです。

言い方に気をつけて!

社交下手と口下手が常にイコールとなるかどうか私にはよくわかっていないのですが、社交とものの言い方が密接に関わるということぐらいはわかります。

同じ内容でも言い方ひとつで相手の感じ方、感情は変わってくるもの。
それに、内向的だと社交センスを磨くのにはかなり時間がかかりそうなので、とりあえず先にものの言い方に気をつけるべきでしょう。

「いらない」と言うのではなく、「なくても大丈夫」
「まずい」と言うのではなく、「おいしくはないね」
「ダサい」ではなく、「好きなひともいるかもね」

あまり言いすぎると気恥ずかしいのですが、口が悪いことで何か良いことが起きる、というものでもないのでお心当たりのある方は是非お試しください。

外見に気を配る

気温が上がり暑くなってきました。猛暑というようなことはまだありませんが、半袖でも十分に過ごせる気温です。

衣替えもせねばなりません。冬物を洗濯してしまわねばなりません。

洗濯はおしゃれするのと同じくらい大事です。おしゃれをしたければ、同時に洗濯も頑張らねばなりません。

え?洗濯なんて面倒だしクリーニングはお金がかかるから嫌?

ならおしゃれをあきらめる他ありません。洗濯をきちんとしていない衣服を着用するくらいならダサい服を着ていた方が絶対に良いです。

内向的だと外見に気をくばることが苦手なこともあるかと思います。私もひとのことを言えたものではありませんが、”おしゃれ<清潔”は間違いないです。

社交術とはこれいかに

管理人は社交的ではありません。なので、誰かにアドバイスできるわけもないのですが、これだけははっきりしているらしいと最近感じたので書くことにします。

結局のところ、人付き合いにおいて気にかけられているのはすべて「嫌な感情を相手に抱かせてはいないか?」ということではないでしょうか。

しかしながらこれはあくまで社交術であって、思いやりや誠意のこもった人付き合いでも同じことが常に通用するかと言えば、そうでもない気はします。

もし、新生活などにおいて”もっと社交的だったら楽なんだけどな”と思う状況などあれば、とにもかくにも「相手に嫌な思いをさせない!」ということをたよりに挑んでみられると意外とすんなりうまく行く気がします。

受け流す

内面につよい関心を持っていると、時として自分の感情にこだわってしまい、嫌なことを受け止めきれないということがあります。

何が嫌なの?と聞かれても、嫌なものは嫌なのだから仕方ありません。
もし自分が精神的に成長を遂げて、冷静に考えて、そんなに嫌がるべきことなのだろうか?と思えることもあります。
でも、嫌な感情を持ってしまうことを、そう簡単に変えられはしないのです。

そこでどうすればいいのか?

嫌な感情を起こさせることに対し、受け流せるようになること。

負の感情は他人を傷つける原動力にもなり、ただ正直に素直に振る舞っただけというのでは済まないこともあります。
嫌な感情が湧き上がるようなことが何故起こるのか考えだすと、ますます自分の感情に振り回されることにもなります。

負の感情をなかったことにしたり、無視したり、溜め込んで我慢するのは良くありません。
でも、嫌な思いを自分だけがしているのではない場合もある。
常にそうするべきということではなく、時と場合によって”受け流す”ということを選択肢のひとつとして持っているほうが生きやすいのではないかと思うのです。

ひとの意見を聞くべし

内向型は、外からの情報を取得することが苦手です。

外からの刺激を大きいものと受け止めて疲れてしまうし、細かい情報すらも受け取ってしまうので情報の総量が多すぎて整理しきらないのです。

そうなると情報の蓄積も苦手となるようで、例えば初対面の人がどんな人で、どんな付き合いや話をすればいいかもよくわからなかったりします。

自分を変えることは容易ではありませんから、そこはどうしようもないと諦める他ありません。

しかし、世間にはそういう情報取得が得意なひともいるわけです。そして、そういうひとに私たちは意見を求めることができる。

意見をもらっても、否定するのでは意味がありません。それを素直に受け入れることに慣れることが大事と思われます。つまり、ひとに何かすすめられたりして”それはない”とか”面倒だな”と思っても、とりあえずその通りやってみる。

やってみて得るものがあれば少しづつ慣れていくのではないでしょうか。

人気者になりたい!

社交的だと、みんなの人気者になれてきっと幸せ。
そんな想像をよくしてしまいます。

そういう人たちの幸せを疑うことに意味もないのですが、自分と他人をくらべてどっちが幸せか?というのはつい考えてしまうことでもあります。SNSでみんなに囲まれたそういう人たちの写真を見ると、なんだか気持ちが落ちてしまう。そんなことすらあります。

だけどもう少し想像を膨らませてみると、じゃあみんなに囲まれたパーティーって居心地がいいものかしら・・・?

残念ながらその想像の中で自分は、なんとかお馴染みのひとと一緖に、壁にくっついて静かに食事したりお喋りしたいと願っていたりします。

でも想像するだけでなく実際に経験すればそんな考え(人気者は幸せな筈)ともおさらば出来るかも。みんなに囲まれるようになるまで無理してでもパーティーに頑張って出続ける。そうやっていくうちに納得できたら、自分だけの幸せが見つかるものなのかも。