このサイトでは、外向的あるいは内向的であることを”気質”と呼んでいます。
”性格”でも”人格”でも”性質”でもなく”気質”と表現しているのは、自分が参考にしている書籍の影響にほかならないのですが、よく考えてみるとむずかしくてよくわからないので、そもそもの言葉の意味から少し整理してこの記事を書き進めてみたいと思います。
まず、このサイトでは人間の”性格”を、内向型と外向型のたったふたつに分けて考えてしまっています。
以前の記事の通り、内向型にも外向型にもいろいろあるのですが、それでもこの2種類にわけてしまっているわけですから、そこからこぼれ落ちてしまう本当にざまざまな人の”性格”をそこに含めることができないわけです。
要するに、さまざまなひとの”性格”の問題からはある程度はなれて内向型と外向型という”気質”について、特に考えてみようという態度でいるのです。
また先天的な、つまり生まれつきの特質という意味を込めて”気質”ということばを使っています。
生まれつきのもので変えることができないなら、自分が内向的であることから逃げるわけには行かない、というのがこのサイトの態度です。