「管理人の発言」カテゴリーアーカイブ

夏休み終わり

昨年の9月もごたごたして更新をお休みしていたのですが、今年も9月はごたごたしてしまいました。ちなみに私は普通の会社員で、特別なイベントもないです。

私は放送大学で心理学を履修中なのですが、心理学的知識から内向型としてどう生きていくかをアウトプットするのはそう単純ではなく、問題に直面した時にどうするのか?と具体的な解決法にもなかなか結びつけられません。

このブログもそんなこんなで書くことを悩むことが多いのですが、内向的なりにまずまずの暮らしをしている自分が、こうやって生きているよと書くことも何か意味のあることかも知れないと思い始めました。

そういうわけで学術的に意義ある記事よりも、私が内向型としてどう暮らしているかの記事がこれから増えるかもしれませんが、よろしければお付き合いください。

どうぞ、宜しくお願いします。

愛される新入社員

今、朝ドラのヒロインが新入社員として頑張っているので、”愛される新入社員”
ってどんなのだろうか?と考えてみました。

自分がどうだったかはすっかり棚に上げて言うと、基本的に「新入社員は愛されないもの」と思っていいような気もします。

どういう事かと言うと、こちら側の本音としては、暇だったら目一杯かまってあげて好かれたいし、忙しい時は存在自体が辛い。

好かれたい気持ちはあるけれど、新入社員がいなかったら仕事はもっと楽なんだけどな・・・という身勝手さ。

そして重ね重ね勝手ながら、かまってもらえなかったり、厳しいことを言われて冷たくされても、いちいち気にしないで欲しい。

あとは、”先輩や上司がカラスが白いって言ったら白いのよ”ばりに、とりあえず意味はわからなくても言う通りして欲しいのです。会社は集団行動なので複雑な事象がいくつもあり、無意味に思えることがあってもそれなりに意味があり、それをいちいち新人に説明するのは難しいものなのです。(加えて厳しいことを言うようですが、言われた通りにも出来ないのに、一体何が出来るというのだろう・・・という考え方は確実にある気がします)

内向的とか関係なくなってますが、とりあえず新人さんに幸あれ。

恐怖の飲み会

もうすぐ春なので、歓迎会などに恐怖している方もいらっしゃるかと思います。

飲み会などで内向型が陥りがちなことは、

・雰囲気に圧倒されて消耗してしまう
・居心地が悪いのでつい挙動不審になる
・会話が続かず、変な話をしてしまう
・帰りたいと心から願ってしまう

などなどいろいろあるかと思います。

飲み会は慣れるまでは本当に嫌ですが、回を重ねれば慣れます。ですが、慣れるまでは本当に大変です。
慣れるまでに気をつけたいこととしては、

・飲みすぎない
・しゃべりすぎない
・”みんなも早く帰りたいけど頑張っている”と思うようにする

がおすすめです。

飛躍かも知れませんが、悩み事や克服したいと持っていることがあるなら、直接は関係のない嫌なことでもした方がいいです。そういう方は頑張って、飲み会に参加してみましょう!

関連記事:飲み会のお誘いを断るのは罪なのか

ひとり言がとまらない

自分のこころの中にあることを外に出すと、心理的に楽になるのだとか。
それが理由なのかどうかはわかりませんが内向型はひとり言が多い気がします。

内向型が脳に刺激を受けた時に活発に動く経路には「ブローカ野」が含まれているそうです。「ブローカ野」とは発話に関係する脳の部分で、発言することなく頭の中だけでいろいろとことばをめぐらせるのはそのせいと考えられます。

脳に刺激を受けた際にその刺激がいちいち「ブローカ野」を通るからひとり言が多いのかどうか、はっきりわかる資料は見つけられませんでした。けれど個人の感覚としては刺激をどう受け止めたかということを頭の中だけにとどめておくことができず、外に漏れ出てしまうためではないかという気がします。

ひとり言が多いと周囲にも迷惑ではないかと考えることもありますが、一応気にはしているということで許してほしいと思います。

敏感?うそでしょ!

内向型は繊細さや敏感さと関連して語られることがよくあります。
ですが、本当にそうなのか?と思う時があります。

それは、他人の気持ちに対して鈍感なときがあると感じるからです。

もちろん他人の気持ちや考えをくむのは簡単なことではありません。
でも、せめて他人の気持ちに関心を持つことは努力すればできるのではないかと思うのです。

管理人もなかなかできなくてよく反省する羽目になります。

内向型としては自分の気持ちに敏感なあまり他人のそれに気が回らないのは仕方のないことですが、たとえば他人が不愉快と感じていないかどうかには関心を持っている方がいいと思います。

明るくて、楽しいひとを目指す!

「明るくて楽しいひとで、とっても素敵でした!」と、会った人に言ってもらえる。内向的な自分に正直に生きていると、たぶん縁のないことばです。

だけど、いろいろなことに考えをめぐらせる内向型ならば憧れたこともあるはず。全員ではなくても数人の方はいるはず。
少なくとも管理人はいまだに憧れています。

人からどう見られているかは、他人が判断を下すことであり自分に決定権はないため、憧れてそうなれているかどうか考えても仕方ないのですが、努力してなれるのであればなってみたいと思うのが本音です。

でも明るく楽しげに振る舞うと疲れます。

おしゃべりをするにあたってのインプットもアウトプットも下手だけど、「とっても素敵でした!」はもしかしたら言ってもらえるかも知れない。そう思ってがんばるほかないようです。

いや、ちょっと待てよ・・・

前回、考えるのが好きだからって真面目だとは限らないという記事を書いたのですが、人生楽しんで何がわるい!と思い直したのでこれを書いています。

人生の楽しみは、お酒、あらゆる遊び、豪華なものや華麗なものというイメージがありますが、それだけじゃない。

内向型にも自己主張のつよいひとは存在すると思うのですが、それらに匹敵する人生の楽しみを主張してイメージを覆すには至っていないようです。

すなわち、考えること。これ以上の楽しいことがありましょうか!

快楽主義と言われたら、じゃあその豪華で華麗な楽しみを捨て去ってみてよと言いましょう!

想像だけでものを言うべからず

そうでないひとがいるのはわかっているつもりなのですが、内向型のなかにはやたら想像力やら妄想する力のつよい人が確かにいます。

想像力(イマジネーション)などと言いながら、単なる妄想であることも多いのでどこからどこまでが現実なのかわからなくなるなどわりと厄介です。

そこで提案なのですが、”想像だけでものを言わない”というルールをもうけてはいかがでしょうか。

もしくは”これは妄想なんだけど”という言葉を必ず使って発言する。

なぜそんなことを提案するかと言うと、友人や知人と話している範囲であれば問題がないにしろ、仕事などにおいてそれをすると周囲に混乱をまねいたりそれが原因でひとに迷惑がかかるということが起きるからです。

行ったことのない土地について、見たことのないものについて、会ったことのないひとについては”これは私の妄想なんだけど”とちゃんと言う。さも、行ったことがあるかのように、見たことあるかのように、会ったことがあるかのように、それらを断言しない。

自分が思っている以上に、無責任な行為です!がんばって自粛しましょう!!

メンタルが弱いとは限らない

どういうわけか、内向型はメンタルが弱いひとと同一視されがちです。

しかし、メンタルが弱いことと内向型かどうかとは直接的に関係はありません。もしそういうことがあるとしたらメンタルの弱い内向型がそれを自覚しているということだと思います。

もしあなたがHSP(ハイリーセンシティブパーソン)だったとしても、メンタルが弱いとは限りません。多少敏感かも知れませんが、敏感であることによってメンタルが鍛えられるチャンスがひとより多いくらいだと思います。

内向的だからメンタルが弱くて不利ということは絶対にありません。
確かになかにはメンタルが弱いひともいます。でも外向型にもそういうひとはいます。

メンタルが強いと言い切れるわけではありませんが少なくとも弱いとは限らないので、むずかしい問題が起きても簡単にあきらめず立ち向かっていきたいものです。

身辺整理したほうがいい?

社交的でない、人見知り、口べた。

これらは内向型を説明する際によくみかけることばです。
100%そうとは限らないのですが、内向的であるがゆえの”心当たり”も確かにあります。

内向型は刺激的なことに対する感受性が強く、疲れてしまいやすい気質です。
他人とのふれあいがいかに刺激的であるかを思えば、”そういう面もあるかも”と思わざるをえないというわけです。

では、そんな疲労をまねくお付き合いは最小限にとどめた方がよいのでしょうか。

正直に言うと部屋にこもって一人で好きなことをしている時間は何ものにもかえがたく、それをより重要視するなら交友関係は広くない方がいいかも知れません。でも身辺整理はさすがにちょっと・・・。

もし人付き合いを大変だと思っていても、自分のペースで出来るとしたらずいぶんと気楽になるはずです。たとえば疲れたら黙る、一時的にひとりになる、お誘いの3回に1回はパスする、と言ったルールを設けて工夫してみるなど。

当然のことではありますが、交友関係を意図的にせまくするよりもこういう工夫をするほうが気の合うひとを見つける可能性はぐっと上がります。
外向的に見えて実は内向的なひとも結構多いと思います。
工夫をしてお仲間を見つけてみてください。