管理人は放送大学で心理学の勉強をしていますが、感情の授業までまだたどり着いていません。
しかしながら感情とは面白いもので、日常において自分や人のそれについて観察すると本当に興味深いです。
最近思ったのは、激しいものでなければ感情は抑えておけば停滞し、逆に解放すると増大するということです。
楽しい気持ちを胸に秘めていると、なんとなくウキウキしていても落ち着いていられますが、その楽しさを具体的な内容として他人に発言したりすると、楽しさが増大して舞い上がってしまいます。
そういう感情の増大を感じて、すごく嬉しいんだけれど人からどう見られているか気になって恥ずかしいな、という気持ちも芽生えます。そうすると気持ちを抑えたときよりも、感情はより成熟に向かって発達したような気分になるのです。
気持ちを抑えるのは一見大人びた行為だけれど、抑えずに解放することでより成熟した感情を手に入れる。そういうものかも知れないなと思いました。