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すべての原因は内向型ゆえ?

心理的によくない状態というものがあります。
うつ状態だとか、問題行動があったりだとか、そういう状態です。

そういう状態は、内向的だからこそ陥りやすい、ということはあるのでしょうか?

生まれつきの何か理由があって、そういう状態にあるということもあり得ます。
また環境によってそうなったという場合もあるでしょう。

内向的だから精神的な病気になりやすいということはおそらくないと思います。
自分が内向的で、かつ何か心理的な援助が必要となるようなそういう状態だということがあるならば、原因は気質(=内向的であること)だけでは、少なくともないはずです。

現状に何か問題があるならば、内向的である気質だけが問題といったような原因の特定はむずかしいかと思われます。

レジリエンスについて

心理学について調べていると「レジリエンス」という言葉を目にすることがあります。

これは”心の折れにくさ”という説明がよくなされるものです。

同じような辛い状況にいる人でも、心がすぐに折れてしまうひとと、そうでないひとがいる。そうでないひとが持つものとして「レジリエンス」を指すようです。

レジリエンスがあるかどうかにはいろいろな要因があるようです。
個人の要因だけでなく環境などもあり、「レジリエンスを獲得しよう!」というものではありません。

そういう飛び道具的なものとして扱うよりも、地道に人間関係を築くことで育まれるもののように思われます。

もやもやしたら書く

自分とは違う種類の人と会うと、もやもやした気持ちになることがあります。

相手に悪意らしきものがある場合も、ない場合もありますが、毎日色々な人と出会う機会があればもやもやなどしょっちゅうということもあり得ます。

そのもやもやは瞬時に言葉にすることがむずかしかったりします。

外向型はわからないですが、内向的な方ならいつまでももやもやを気にしてしまうこともあるかと思います。

もやもやは言葉にすると多少すっきりします。
書くという行いはもやもやを言葉に変換する大きな助けになると私は思います。

内向と”考える”というこのと区別

内向型には「物事の情報を自分の内面から得る」という言い方をされることがあります。それに対し外向型は「物事の情報を外界から得る」となります。

得た情報をどうするのか?ということについてはどちらも”考える”ことを経る可能性があります。という理屈からすると、”考える”ことを好ましいと感じているひとは外向型にもいることになります。

そうなると、内向することで何らかの情報を得ようとする行為は、”考える”とは呼ばないのか?

管理人は考えるのが好きなので内向型=考えるのが好き、と思いがちでしたが(すみません)、内向することと”考える”こととは区別されているのが一般的のようです。

この区別は管理人にはむずかしく感じられるので区別の曖昧な記事をたくさん書いている気がしますが、そこは率直に申し訳ないことなので、これから少しでも区別していきたいと思います。すみません。

外向型も考えるのが好き

これまで、このサイトでは「内向型は考えるのが好き」と繰り返してきたのですが、外向型は考えるのが嫌いということなのでしょうか?

外向型は内面ではなく外界から情報を得るのが得意な気質です。

外向型は外界の情報を”知覚(見たまま)”によって得ているとすると考えるのが苦手ともとれます。しかし、”解釈(状況を考える)”と言葉を置き換えると、考えることなしに外界から情報を得ることなど出来はしません。

「内向型は考えるのが好き」というのは管理人の性質を強く反映した解釈のようです。すみません。
外向型にも考えるのが好きなひとはいると思います。

内向型に向く職業

内向型に向くと言われている職業などあるのでしょうか?

管理人も職業(会社員)に関しては相当悩みましたので、この記事を書くのも相当ハードルが高いのですが、参考書籍を読んだり、自分の経験や知人の仕事について考えた結果、内向的というだけのことから適性の有無を見いだすことができませんでした。

営業や接客は言葉少なでも慎重な様が信頼を得やすいし、事務職などは言わずもがなだし、黙って髪を切ってくれる美容師さんは本当にありがたいし・・・。結局、内向的というだけの判断であれば何でもできるという話になってしまうようです。

気質だけの問題ではありませんが、仕事はそれを自分色に少しずつ染めていく工夫や、顧客や同僚、上司と溝ができないように注意する必要があります。ですので、職場や仕事を選ぶときはそういう工夫や注意をするモチベーションが保てるポイント(個人的に関心の高い業種である、お給料が高い、家から職場が近い、有名企業である、など)があるかどうかで探してもいいかも知れません。

とにかくよく寝る

内向型にとって睡眠が有用と思われる理由は周囲の刺激をシャットダウンできることだと思います。

もちろん体も休まりますが、睡眠でも体力は消耗されているものです。

そうなると長く眠ればそれだけ体力も消耗しますし、睡眠時間の乱れは気持ちにもいい影響を及ぼしません。

それでも長い時間眠って、元気になることはあります。

それは眠っている間、新しい刺激を何も受けないからではないでしょうか。

魅力的になりたい?

外向的なひとは華やかで魅力的である、というイメージがあります。

確かに外向型の客観的に見てどうか?に重要性を見出す傾向を思えば、そのイメージは的外れではないような気がします。

では、外向的でなければひとは魅力的ではないのか?

当たり前の事ですが、そんなことはありません。内向型の内面を大事にする様が魅力的に映ることがある筈です。

外向型か、内向型かは生まれ持った気質によるので変えることはできません。ですが、どんな気質であろうと自分らしく生きようとする姿にひとは魅力を感じるものではないでしょうか。

外出するメリット

外出せず部屋にひとりで好きな事をしていると満足できますし本当に楽しいです。

でもやっぱり外出することも大事らしい。

どうしてかと言えば、ひとは性格に偏りがあるとうまく生きられない、生きやすいと感じづらくなるようだからです。

内向的という気質に従って性格を育てていくのはもっともなことですが、気質に従うだけではない外向的な面も養う必要があるということです。

無理をして外出する、というのではなく、部屋にひとりで好きな事をしているのが唯一最高の楽しみという思い込みを捨てて、外に出てみることが大事ということではないでしょうか。

自分のことであたまが一杯!

内向型は自分が今置かれている状態に敏感な傾向にあるため、自分と他人が違う状況にあるということを認識するのが苦手であるような気がします。

自分がヒマなら他人もヒマだし、自分が忙しければ理解してもらえる。なぜなら他人も自分と同じように忙しいから。

でも実際はそうではなく、単なる思い込みなのです。

気持ちでそれを理解するのはなかなかむずかしい。
だけど気持ちがわからないからと言って無視するのはいかがなものか。

例えば、”いま大丈夫ですか?”と話しかける相手に聞くことを習慣にしてはいかがでしょうか。
もちろんただ言うだけでは、こちらのせめてもの気遣いも伝わりませんのでむずかしいですが、相手を気遣う事を習慣とするにはこういった一言から始めればいいと思われます。