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逃げられない!!

体力はさておいて気力で乗り切るというシチュエーションがあります。
すでに疲れている、もしくは状況判断して何だかすごく疲れそうと思っても、どうしても逃げられない。

そういうときは気力で乗り切るしかありません。
そうなったらどうしたらいいのか。

基本的には「毒くらわば皿まで」の精神で行くしかないのですが、大変なのはその時よりその後です。

なぜなら内向型は、

・外部からの刺激に対して疲れやすい
・疲労を回復しづらい
・感情にうったえかけるような記憶を持ちやすい

と考えられるため、周りが思う以上にすごく疲れる、いつまでも疲労している、嫌だったのに忘れられずいつまでもそれについて考えてしまう、ということが起こりうるからです。

ストレス過多になると健康を害するリスクも高まるので、できれば都度解消するのが理想的です。
または、そもそもそんなシチュエーションにならないよう入念に準備しておくか。

でもコントロールできない状況に身をおいてこそ、精神的に強くなる手がかりをつかむものだとも思います。
逃げずに対処して、あとでストレスをコントロールをする方が、自分の欲しいものを手に入れられる近道かも知れません。

恋におちたら

内向型は内向的なひとと付き合うべきといったようなことや、内向型なら外向型とのほうが相性がいい、というのは特にないようなのですが、自分や相手が内向的かどうかを考えることは、恋愛にも多少役立つと思います。

人間関係全般に共通して言えることですが、自分の内向性、外向性、そして相手の内向性、外向性について意識することが、その時々に起こってしまったすれ違いを解消するヒントになるからです。

家にいてゆっくりしたいのに、相手は出かけたがる。
一緒にどこかへ行って楽しみたいのに、相手は出かけたがらない。

それは、自分や相手になにか良くない原因があって起こるすれ違いではなく、単に内向性と外向性が噛み合っていないだけとも考えられるわけです。

内向的かどうか、外向的かどうかは、自分の気持ちと相手の気持ちを考える良いヒントとなるので、ぜひ意識してみてください。

お酒がよわいのは内向的なせいなのか

内向型の脳が外からの刺激により影響を受けやすいのであれば、自分がすぐに酔っぱらうのも内向的なせいなのでは・・・、と思い調べてみました。

まずわかったのは、お酒に弱いかどうかと内向的かどうかとは無関係であること。

アルコールが体内にはいると、アセトアルデヒド、酢酸と順番に変化していき分解されるらしいのですが、そのアセトアルデヒドから酢酸のくだりでとある酵素が必要となり、その酵素を体質的に持っているかどうかが問題になるらしく、どうやら気質とその体質とは関係がないようでした。

ですが、どんなふうにお酒を飲んでいるかと気質とは、なんとなく関係があるように思います。

アルコールを飲むとドーパミンが出るのですが、このドーパミンのおかげでお酒を飲むと楽しいと感じるそうです。
外向型はドーパミンが出れば出るほど快感となり楽しみが増すらしいのですが、内向型はドーパミンの分泌が多過ぎると、時に疲れてしまいます。ちょうどいいドーパミンの量があるということです。

アルコールが脳にドーパミンを分泌させる経路と、内向型が通常刺激を受けた際にめぐる経路はちがっているため、その関係性を明らかにすることはむずかしくわからなかったのですが、知人の様子を思い返してみると内向型はいわゆる静かなお酒を好む傾向にはある気がします。

また、お酒を飲んで静かになるひとも、もしかしたらドーパミンの分泌にアルコールの分解が追いつかず、どんどん消耗してしまった内向型かも知れません。

お酒の好きな楽しげなひとを見るとうらやましいのですが、たとえお酒が飲めたとしてもどんちゃん騒いだりしないのか私、と思うと何だか不思議です。みなさんはいかがですか?

ストレスをほうっておいてはだめなのか

内向型は、外からの刺激を受けて疲労を感じやす気質です。

ただでさえ疲れやすいので、ストレスの原因と対処法をあらかじめ考えておいたほうがかえって楽だと思います。

ストレスは不眠や食欲低下などのリスクがあります。対処せずに放置していると体調を整えるのもだんだんむずかしくなります。

まず、ストレスはそれがなさすぎても退屈で疲れてしまうため自分にちょうどいいストレス状態を把握しておくことが理想的です。

いつもよりも疲れていないか、十分に眠れているか、ちゃんと空腹を感じて食事ができているか。そういうことに気を付けると調度いいストレス状態を過えてないかどうかが何となくわかるようになります。

また、自分のストレスに気を付けていることで対処方法も少しずつわかってくると思います。
それは何が原因で自分がより大きいストレスにさらされるのか想像がつきやすく具体的に把握できるようになるからです。

とりあえず、いつもより疲れていないか、十分に眠れているか、食欲はあるか、などを気にするところから始めてはいかがでしょうか。

疲れやすいのは仕方がない。でもストレス対策は万全。
そうなると、多少のことでは動じない自分になれるかも。

ストレス解消法!

ストレスはまったくなくてもよくないし、かと言ってありすぎても体調を崩してしまいます。

内向型は外からの刺激を受けて疲れやすいので、そういうことからすればストレスに弱いと言えるかも知れません。

では内向型にぴったりなストレス解消法ってあるのでしょうか?

内向型は内向すること、つまり考え事をしたり情報を整理したりすることでエネルギーを得ているらしいので、それで言えばひとりで好きなことを考えたり調べたりするのが日常的なストレス解消だと思うのですが、”ストレス解消せねば!”と感じるというのはよっぽどのストレスでしょうから、並大抵のことでは解消しきれないでしょう。

おかしな話なのかも知れませんが、一般的に言われるカラオケだとか、手芸だとか、スポーツなどのストレス解消法について、内向型は”もっとうまくやるにはどうしたらいいか?”とか言う風に余計な荷物をもうひとつ背負うリスクがあります。

もちろんそれでストレス解消になればいいのですが、ストレス解消となるばかりか、かえって疲れてしまう可能性もあるということです。

ではいったい、どうすれば・・・。

「瞑想」というのはどうでしょう?目をつむって自分の呼吸のみに気をかける。

部屋で快適な空間をつくり、目をつむり無になる。すーっと気のもやもやが抜けていく気がしませんか。

お金も、特別な場所も、時間もかからないし、おすすめです。

(本格的な瞑想には作法があるようなのです。やってみたい方は、お調べになられるといろいろと詳しい情報があるかと思います。でも、凝りすぎると逆効果?)

短期記憶と長期記憶

短期記憶と長期記憶ということばをご存知でしょうか。

短期記憶とは、短い時間覚えていられる記憶、長期記憶とは長い時間覚えていられる記憶のことを指します。

忘却のメカニズムはまだ解明されていおらず、このふたつについてより具体的な性質を示すのもむずかしいようなのですが、とりあえず覚えていられる時間が短いか長いか、という認識をお持ちいただければと思います。

なぜこんな話をするかと言うと、脳内を刺激がめぐるとき内向型は長期記憶に、外向型は短期記憶につながるような経路をたどるという記載を参考書籍の中に見つけたからです。

それは、内向型は記憶力がよくて、外向型は短時間ではあるがたくさんのことを覚えられて、といった単純なことではないようなのですが、内向型は人の名前を覚えるのが苦手というのと無関係とも思えません。

基本的には海馬と呼ばれる部分が、まず短期記憶として情報を受け取って、そのなかで印象深いとかこころに響いたとかいうものを長期記憶として保存するとされているそうです。

私は自分がそうなので、昔のことや好きなことについてやたらよく覚えている人は内向的だと思っています。
内向型のすべてのひとが、そうではないとも思います。
きっと性格によるものも大きいと思います。

内向的であることと、どういう記憶を持っているか、記憶をどう扱っているかはおそらく関係が深いと思います。

孤独になったら

内向型は何かが起こったとき、自分の感情でそれを処理しようとします。
基本的に他人には頼らず、自分自身だけでそのことについて考え解決しようとするのです。

自分の内面で感じたことにこだわってしまい、周囲の考えや反応を受け入れることができなくなる。
そうやって孤独を深めてしまうことは、自分の思惑とは別に起こりうることです。

そうなったら、一体どうすべきなのか。

自分と同じ境遇にいるひとが存在すると信じることです。

というか確実にいます。

とある統計では、人口の約半分は内向型だそうです。

自分は特別なんだと感じていて、本当に世界でひとりだけの悩みを持っているかも知れません。

でも自分は特別なんだと思って孤独を感じている人もたくさんいるのです。たとえ悩みは違っても、そこは同じです。

自分と同じ境遇のひとがいる。

ささいな、当たり前のことですがもし自分の内面のせいで孤独を感じてしまったら、そのことを思い出してみてください。

ピークパフォーマンス

スポーツ心理学について調べてみると「ピークパフォーマンス分析」ということばが出てきます。

これはスポーツにおいて、よいパフォーマンスが出来たときの心理状態を振り返り分析し、常にその状態でいることを理想とし目指すものです。

では日常生活において、そういう「ピークパフォーマンス分析」をやってみるとどうなるのでしょうか。

例えば、あのひととおしゃべりしていた自分は感じがよかっただとか、面白かったとか。きっと魅力的だったにちがいない、など。

そういうことを”ピークパフォーマンス”ととらえて分析してみるとなかなか興味深いです。

内向型は感じやすいという研究もあるくらいなので、そこからすればネガティブな発想におちいってしまいがちな内向型には、こういうポジティブな物の考え方も時にはいいのではないかと思います。

有名人や芸能人にも内向的なひとはいる?

内向的なひとについて書かれた書籍を読むと、なぜか”こういう有名人は内向型です”と断言するくだりがあります。

個人名を出していて、そのひとのイメージが内向型のイメージと合わなかったりすると、どういう根拠でこの人たちを挙げているのだろう?と不思議なのですが、具体的な理由は明記がなかったりもします。

しかしながら、有名人や芸能人の方々を見ていて、”このひとは内向的かも知れない”と思うことはあります。

・むかしのことをよく覚えている
・夜型で朝起きられないとおっしゃっている
・アクシデントが起きてすぐは静観している
・クイズなどで回答に時間制限があるとあきらかに緊張している

たとえば以上のようなことがあると、そう思います。

エネルギッシュに活動する有名人や芸能人が、実は内向的だなんてなんだか勇気が出ます。

自分のことすら、どれくらい内向的あるいは外向的か判断するのはむずかしいので、会ったことのないそんな方々を判断するのはなおのこと困難ですが、ちょっとした妄想程度に”どうかな?”と考えるのは案外楽しいことだと思います。

楽しみを見つける

内向型は情報過多になると、刺激が強過ぎて疲れてしまいます。

一度疲れてしまうと回復しにくいので、出来るなら疲れるような刺激的なことや断続的にたくさんの情報をとりこむことは避けたいものです。

ですが、刺激的なことやたくさんの情報をとりこんでもあまり疲れないことがあります。

それは、平行して内向(情報を整理したり深く考えたり)していられるような内容であること。

その対象が、内向できるような、自分にとって興味や強い関心のあること。

つまり、お楽しみに対しては大丈夫なのです。
疲れるどころかかえって元気になります。

趣味のこと、仕事にまつわること、得意なこと、何か好きなこと。

もし、まだそういったものを見つけていらっしゃらなければ、できるだけいろいろなものを試して探してみられることをおすすめします。

わたしって、こんなに体力があるのか・・・、と驚かれるほど熱中するはずです。

しかし、注意が・・・。
対象に興味のない友人や知人を巻き添えにしませんようにお気をつけ下さい。