ひとは活動的になるとかならずお腹が空くものと思いがちですが、内向型は逆に消耗して疲れると食欲がなくなることがあります。
たぶんそれは、いったん休息を取るとお腹が空きます。
疲れて食欲がなくなったからといって、すぐに病気を疑ったり自分は覇気がないのではと思うのはちょっと気が早いと思います。
すこし休めば食欲もわきます。
もし、お子さんにそういうことが起こるようなら、お腹が空くようにすこし休ませてあげたらいいかも知れません。
ひとは活動的になるとかならずお腹が空くものと思いがちですが、内向型は逆に消耗して疲れると食欲がなくなることがあります。
たぶんそれは、いったん休息を取るとお腹が空きます。
疲れて食欲がなくなったからといって、すぐに病気を疑ったり自分は覇気がないのではと思うのはちょっと気が早いと思います。
すこし休めば食欲もわきます。
もし、お子さんにそういうことが起こるようなら、お腹が空くようにすこし休ませてあげたらいいかも知れません。
複数人数で話題や議題をかこむとき、発言するのはわりとむずかしいものです。
タイミングを見計らったり、他人の意見とかみ合っているかどうか考えながら意見をまとめようとしたりしていたら、結局なにも発言できずに終わってしまうこともあります。
それに、”いまだ!”と思えても急に緊張が襲ってきてことばにつまったりも。
しかも公式な会議や上司をまじえた話し合い、採用試験などの場だったら・・・。ことばをつまらせて頭がまっしろになっても気にしない、とは行きません。
ではどうすればいいのでしょうか。
残念ながら、いま考えた意見でありながら自分の能力を的確に示す可能性のある高度な発言をよどみなくするのは無理です。そんな棚からぼたもち的なラッキーやミラクルを起こそうとしてはいけません。
自信をもって言えることを事前に確認しておき、リラックスできる範囲で確実に発言しようとするしかありません。
また、あたまで考えているだけのことは発言しづらいものです。他人はそこまでおしゃべりを真剣に聞いてはいないものですから、とにかく考えたことを口にする練習を日頃からしてみましょう。
とある実験によると、ご褒美をあげて何かをさせた子供よりもご褒美をあげずに物事に取り組ませた子供の方が、その物事に対する関心や持続力が増すそう。
ご褒美をあげてしまうと、関心がすべてご褒美に持って行かれるのかも知れませんね。
ところで、内向型にとって一番のご褒美とは何でしょうか?
金銭の支給?宝飾品?旅行?グルメ?
確かにそれらも魅力的です。
ですが、本当にこころから欲しくなるご褒美は何の用事もないお休みが数日かも知れない。
外向的な方にそれを言うと、さみしい人とか疲れた人と思われるかも知れませんが、楽しみなんだから仕方がない。でも忙しさあってのありがたいお休み。
そう思って忙しい毎日を耐え抜く強さって一体いつになったら身につくのでしょうか・・・。
より敏感と言われているHSP(ハイリーセンシティブパーソン)の約7割が内向型と言われているそうです。
だからと言っていいかわかりませんが、HSPの特徴と内向型のそれを混同して考えてしまうことがよくあります。
HSPは人口の約2割、それとは別に内向型と外向型の割合は半分半分くらいと言われます。
ということは内向型のうち72%はHSPではないひとびとで、HSPは内向型においても28%ということになってしまいます。
内向型のうち約4人にひとり。言うほど多くはない。
当サイトの記事でも書いたような、プレッシャーによわい、同時にいくつものことをするのが苦手、刺激に影響されやすく疲れやすい、というのはHSPの特性としても言われているようです。
HSPは何に対しても敏感で自分自信に悩みを持ちやすいため、内向型について語る著名人はたいていHSPという可能性も考えられます。
わかりやすいHSPの特徴はカフェインの影響をうけやすいというものです。
コーヒー飲んでもよく眠れるよ!という方がいらっしゃったら、HSPでない内向型として発言していただきたいと思います。
「あぁ、嫌だった!」「恥ずかしかった!!」というような嫌な出来事を突然思い出すことがあります。
内向型が外からの刺激を受けた際に、脳内でより多くの血流が確認できるところは長期記憶と関わりのある場所だそうです。
以前にも書いたとおり記憶についてはわからないことも多くあくまで仮説となりますが、内向型は長期記憶を日常的に使用する、つまりよく言われる”記憶の引き出し”をつねづね使っているので、そういうことが起こるのではないかと考えられます。
脳内の記憶をコントロールすることについてはいまだ解明されておらず、この嫌なことをふいに思い出してしまうことも、回避するのはむずかしいようです。
でも嫌なことと同じくらい、楽しかったこともふいに思い出すことがあるのでは?
思い出すということはそれだけこころに深く刻み込まれているということです。 アルバムをめくるように記憶とも付き合うほかないようです。
内向型は外からの刺激の影響をうけやすい気質です。
ですから受け止める情報量が多いような刺激的な場所だと疲れやすくなります。 たとえば、ひとがたくさん集まる場所やたくさんの新しいもののある場所など。
ですが、内向型だからといっていつも人酔いして出歩くのが苦痛とは限らないし、新しいものでも自分にとって関心のたかいものであれば割と平気だったりします。
では、疲れてしまうような情報量の多さとは一体どういうことなのでしょうか。
それは自分にとってはじめてのこと。はじめて出会う人や、今まで考えたことのないもの。特に関心を持っていなかったもの、あるいは今まで余裕がなくて後まわしにしてきたけれどいよいよ考えなければいけない問題など。そういうものではないでしょうか。
はじめて知るような刺激的な事柄に対しては緊張もするし、くらくらするときすらあります。慣れるとなんでもないことでもはじめはすごく疲れる。
疲れるから嫌だなぁと思っていても、慣れたらなんでもないことなんて意外にたくさんあるのかもしれません。
ひととの距離感をつかむことは本当に難しいです。
それは内向型も外向型も同じです。
まずひととの距離感がわからなければ、失礼にあたっていないかどうかから意識して行動してみてください。
自分が相手にとって魅力的にうつるかどうかは後回しです。
ひととの距離を縮めたいと思うなら、それは信頼を得たいということです。信頼を得るために、相手のことを考える必要があります。相手が”これ以上踏み込んでほしくない”と感じている領域をできるだけ敏感に感じ取りその通りにすることが大事です。
相手のことば、表情、行動パターンなどをよく観察して、自分ならどんな時にそうするのかな?と考えて判断しましょう。相手だけでなく周囲の反応もその判断に役立ちます。
内向型は得た情報についてちゃんと考えられる気質です。だから人付き合いが苦手というのはいろんな先入観によるもので、やってみると案外うまくやれるのでは。
「明るくて楽しいひとで、とっても素敵でした!」と、会った人に言ってもらえる。内向的な自分に正直に生きていると、たぶん縁のないことばです。
だけど、いろいろなことに考えをめぐらせる内向型ならば憧れたこともあるはず。全員ではなくても数人の方はいるはず。
少なくとも管理人はいまだに憧れています。
人からどう見られているかは、他人が判断を下すことであり自分に決定権はないため、憧れてそうなれているかどうか考えても仕方ないのですが、努力してなれるのであればなってみたいと思うのが本音です。
でも明るく楽しげに振る舞うと疲れます。
おしゃべりをするにあたってのインプットもアウトプットも下手だけど、「とっても素敵でした!」はもしかしたら言ってもらえるかも知れない。そう思ってがんばるほかないようです。
複数人数の食事会に参加して、隣の席の方が「いま何の話?」と2回以上聞いてこられたとしたら、”このひとは内向的かもしれない”と思ってしまいます。
・たくさんひとが集まる場所は刺激的でいるだけで疲れてしまう。
・いろんな話題をつぎつぎ出されても情報量が多すぎて全部は聞けない。
基本的には内向型のそういう性質のためかと思われます。
そこにいるだけで消耗して集中力が落ちがちなのに、それでもなおひとの話を聞くのは大変です。また、聞いた話について考えをまとめている間に話題が変わったりしてしまうものです。
とは言え、ひとの話を聞いていないことに対し開き直るつもりはありません。
もし指摘されたら正直に認めて率直に謝り、できれば勇気をもって聞き直しましょう!
内向型は外からの刺激をうけて疲労を感じやすい気質です。
でも疲れたからといっていつでも休めるわけではないし、刺激によって興奮状態になると眠れないということにもなりえます。
そういうときどうすれば良いのか。
刺激により疲れたと感じるのであれば、刺激をシャットダウンすればいいのです。
話すのをやめる、目をつむる、伏し目がちにする。
テレビを消す、ネットをやめる、携帯やスマホを手放す。
考え事をするフリをするなどしてひとに悟られない程度に放心する、という手もあります。
あまりあからさまに休息をとっていると、「大丈夫ですか?」と聞かれて休息を中断せざるをえなくなってしまいます。せっかく心配してくれたひとにも申し訳ないし、心配されないようにできれば休息したいものです。
応急処置ですが、効果的だと思います。