haruko のすべての投稿

セーブしますか?

内向型は”セーブ”するという感覚を持っているように思います。

今後の計画や予定を考慮せずに行動しない、ということです。

例えば、あした出勤だから今日はもう出かけない、と言うような。

そうなると具体的な予定はないのだけれど、先の予定のために休んでおく、という予定が立つことになります。

時間を惜しまずに予定をめいいっぱい立てたい!という方には理解しづらいかも知れませんが、実際によくあることです。

それを申し訳ない事だと人付き合いよくしている方がいらっしゃったら、セーブしている内向型もたくさんいると思いますので、いちどお試しください。

お知らせ

みなさんは、動物や植物といった生き物を飼育したことはありますか?

私は最近”乳酸菌”を飼育、いや培養、いやいや手作りヨーグルトを始めました。

目に見えない微生物の世界は興味深さ満載です。

「健康クラブ」に発酵食品についてのページを追加しました!

ご関心ございましたら、ぜひぜひご覧ください!!

一人ぼっちは罪なのか

内向型は外からの刺激を大きいものとして受け止めるので疲れやすいそうです。

そうなると、一人でいる時と複数人数でいる時とどちらが楽かと言えば、一人でいる方が楽というのは自然な考えとしてあると思います。一緒にいる知人や友人と話せば、それだけ外から受ける刺激が多くなるからです。

そんな内向型は一人でいることに慣れており、あまり抵抗感もないのではないかと思われます。
一人で何かするのは良くない、というような言い方をされることもありますが、防犯の観点以外からそれはあまり意味をなしていない気がします。

内向型を自己判断

何を今更というお話で大変恐縮なのですが、内向的か外向的かを判断するのは自分でも他人でもとても難しいことだと思います。

自分の内面に関心の全くないひとはいないでしょうし、外向的なひとでも悩みを抱えたら内向的であるかのような気分になるでしょう。

逆に内向的であるにも関わらず、育った環境からやたら社交性を発揮しており、自分は外向的と考えるひともいるのではないでしょうか。

内向的か外向的かという気質は生まれ持ってのものだそうですが、生まれた後の環境にひとは影響を受けます。自分の気質がわかれば自分の取扱いがわかり、自分とは異なる気質の行動を真似することで性格にも多様性が出てバランスを保ちやすくなります。ですが、自分の気質は何か?をすぐ決めてしまう必要はなく、じっくり吟味すればよいと思います。

妄想と想像について

内向型は考えるのが好きな気質です。

考えるのが好きだとつい考えて過ぎてしまう時があります。

考え過ぎて悪いということはないと思うのですが、それが深刻な問題についてだったりすると健康を害する原因にもなりえます。

ずっと考えてしまうような時、それが「妄想」なのか、それとも現実にそくした「想像」なのか区別できればむやみに考え過ぎてしまうということが減るのではないかと思います。

「妄想」なら同じ考えがぐるぐる回るだけだし、「想像」なら結論めいたものや実行を試すべき案などが出るはずです。

暗いひと

内向的と言うと「明るくてよく話すひと」と、「暗くてあまり話さないひと」のどちらのイメージを持つでしょうか?

たぶん前者だと思うのですが、”暗くてあまり話さない”から内向型という考えは本当に正しいのか。

内向型は考えるのが好きと思われるので、考えがまとまるまで話さないとしたらそのイメージは合っているかも知れません。でも、考えを次から次へとすぐ話してしまうのであればそのイメージにはそぐいません。

内向型には良くないイメージがあてはめられがちですが、まず物事の良し悪しは表裏一体の部分もあります。それに、内向型がどんな気質か?をきちんと把握すればステレオタイプに自分をあてはめて苦い思いをすることがあれば、それも減らせるのではないでしょうか。

ひとの性格を分類

心理学ではひとの性格を分類するという考え方があります。

よく言う血液型判断は話題には便利ですが、心理学的な根拠はないようです。
ただ”ひとの性格を分類する”という例え話としてはわかりやすいと思います。

その血液型のように性格を分類することを「類型論」と言うそうです。
だけど複雑な人間の性格をいくつかに分類するのは現実的に無理がある。

だからただ分けるのではなくむしろ評価するという考えの「特性論」というものもあるそう。血液型の例えなら、

”あのひとはA型っぽいところが大半だけど、B型っぽいところもちょっとあるよね”

というような。

内向的かどうかだけじゃなく、ほかのいろいろなことも見えてくるのでご関心のある方は専門書などで勉強してみてください。

ご参考にwiki「性格」

心理学的にメジャー?

心理学の教科書をめくってみるとかなりいろいろなことが書かれており、内向的とか外向的とかいうことに関してはあまりページ数が割かれていなかったりします。

そういう総合的な教科書ではなく、ひとの性格、人格、気質について書かれたものを選ぶとおそらく詳しく書かれているかと思います。ですが書いたひとの考えによって捉え方は異なると思うので混乱するかも知れません。

心理学的に言って内向型という考えは決してマイナーではないと思うのですが、定義がはっきり決まっているというものではないように思われます。

ちょっとずつ外向化

”ひとにどう思われているか?”
を真剣に気にしだすと、そのうち自分は外向的になれたような気分を味わえます。

考えが客観的であればあるほど安心し、自分はよくやっていると思えるようになるのです。

考え事をする時間が多いと、物事にまつわる真実は主観の中にしか存在しないような気持ちになります。信じれらるのは自ら考え至ったことだけ、といった感じです。

ですが客観的に物事を考え出すと、ひとの考えと自分の考えをミックスしてさらに考えることができるので、それまでわからなかったこともわかるようになる、見えていなかったものが見えるようになる、ということが起きます。

とは言え、こんな風に考えを巡らせ続ける時点で内向型であることから変化したわけではないということにはなると思います。

外向型とは気が合わない?

内向型のひと向けの書籍は見かけても、外向型のひと向けの書籍というのはあまり見ません。
おそらくあるのでしょうが、”外向型向け”とはっきりわかる題名ではないのだと思います。

そういうことからも、外向型は”自分は外向型だ”と強く自覚することがあまりないのかもと思ってしまいます。
それは自分がどういう人間か?を知ろうとする観点が内向型とはちょっと違うということをあらわすものかも知れません。

そんな価値観の違いを乗り越えて外向型と仲良くできるものなのでしょうか?

内向・外向ということを意識していなくても、他人の考え方や価値観が自分と違うことにびっくりすることはよくあります。だけどそれらが違うからといって嫌悪感を抱くかといえば、必ずしもそうではないものです。

「外向型」というくくりで考えると仲良くなれそうもないですが、すでに仲の良い友人に”この人は外向型かもな”というひとは案外いるのではないでしょうか。