アメリカでは、外向的な方が生きやすいそうです。
そんなアメリカでミリオンセラーになった「内向型人間の時代」という本があります。
今回はその本で提案されているある事について書きたいと思います。
それは”スイートスポット”です。
内向型は刺激が多いと疲れきってしまいます。
でもその反面、まったく刺激がないとつまらなくって、退屈で、同じように疲れてしまうのです。
じゃあ友人に連れ出してもらっていろいろなところ見て回って、たくさんの知らない人に出会って、というのも嫌ですよね。
では、一段階くらい刺激の程度を下げて、親しい友人に知人をひとり紹介してもらう。
やっぱり疲れてる。
もう少し下げて、親しい友人だけといろいろなところを見て回る。
最初は良かったけど、とても疲れた。
また下げて、親しい友人と会うだけにする。
うーん、まだ疲れてる。喋り過ぎたかな?
じゃあ、家にいよう。テレビ見よう。ちょっとやかましい。雑誌、おもしろくない。好きな本。もう飽きてしまった。
新しい本。
あっという間に2時間経った。まだ疲れていない。いくらでも読めそうだ。
・・・これが”スイートスポット”です。
つまり、自分が効率よくエネルギーを使える刺激の程度を探り、それを”スイートスポット”と呼ぶのです。
著者いわく、これを知っていると、今よりももっといきいきとしていられるそうです。