自分は内向的なせいでいろんなことがうまくいかないのではないか・・・。
そんな風に考えてしまう人は、自分には個性が足りないんじゃないか?などとお悩みではないかも知れません。
でも、自分があまりにも平凡で普通だと自分は何の取り柄もない人間なのではないかと不安になることがあります。
ひと昔前、最近の子供は没個性的だ、などと言われた時期があったのですが、その時にいかにも個性的な友人はこう言っていました。
「個性というのは自然に備わるものであって、個性が無い、などということは人間として有り得ない」
そんなことを言われて、アイデンティティの確立に四苦八苦している自分からすれば、そんなの正論だ、と思ったけれど、大人になって冷静に考えてみると確かに、個性などというものは、どんな人にも備わっているものと感じられるようになりました。
みんなに愛されたり好かれたりすることは個性あってのことですが、個性的だから愛されるというわけではありません。
個性的であろうとすることはもしかしたらナンセンスなことなのかも知れません。